2012年10月から2013年8月に販売されたドラレコ
「ユピテル DRY-FH200」において、
搭載されていたリチウム充電池による
発煙や発火の恐れがあると発表されました。
実際に、今年2件国内で出火事故が起こり、人的被害はなかったものの
ダッシュボードを中心にクルマは燃えてしまったのです。
対象商品のユーザーの方はただちに使用を中止し、「Web」か
「電話」にてメーカーに連絡を入れて欲しいとのことです。
連絡を入れた方には、お詫びとして同社の最新型ドライブレコーダー
「DRY-ST1000c」と無償交換してくれるとのことですから、
事故が起きないうちに早めの対処をする方が良さそうです。
「DRY-FH200」と言えばかつてユピテルの人気商品で、
そのため、リコール対象が約8万5000台にも及んでいるとのこと。
この商品、クラスとしてはスタンダードクラスのもので、
発売当時、1万円前後で販売されていました。
フルHD100万画素で、このクラスとしては画質が良かったこと、
小型で視界を妨げず価格も安いことから
かなり売れた同社の看板モデルでもありました。
使いやすさでも愛用していたユーザー
からすると、残念なニュースですね。
一方、無償交換品として提供される
「DRY-ST1000c」は、最新型のドラレコ。
クラスとしてはハイグレードクラスに入り、
フルHD200万画素の高画質モデルです。
Wi-Fi機能やGPSは搭載されてはいないものの、
GセンサーやHDRはあり、別売りの電源直結ユニットを使えば
駐車監視機能も使うことができます。
詳しい内容や実力など改めてレポートしたいと思いますが、
「DRY-FH200」と比較すれば、かなりの高性能と言えるでしょう。
現在該当商品を使っているユーザーの方は、
危険を避ける意味でももちろん、グレードアップ製品が
タダで手に入る機会でもあるので、必ず連絡して下さいね。
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