警察や官公庁も採用するほど信頼性の高いドライブレコーダー
「アサヒリサーチ ドライブマン 720α+」
のフルセットを、レビューで評価してみます。
余分な機能をできるだけ排除し、シンプルな構成ながらも
確実な動作を目指したオススメのモデルとなっていますね。
本体のほか付属品は、ガラスに取り付けるアタッチメントと、
シガーソケットアダプターまたは、
車載用電源ケーブルを選択するようになっています。
では、まず画質はどれほどのものか、同等の画質である
720αのHD動画でチェックしてみましょう。
協力 バーチャルリアルユーチューバー 真部 永士さん
次に購入したオーナーの方々のレビューを基に、
使い心地を探ってみたいと思います。
★「思った以上にコンパクトでルームミラーの横に設置しているが、視界を妨げずにグッド!自分としては画質はHDで充分。値段を考えれば、かなりコストパフォーマンスの良いモデルかと思う。」
★「多くの警察車両に採用されていると聞き、信頼性がありそうだと思い購入。2代目のドラレコだが、前のはトリガータイプで感度設定が難しく、またいちいちピーピー鳴って煩わしく、SDカードのエラーも頻発で段々残念に感じて来た。こちらは物静かで良い感じだ。信号の点滅もなく、旧タイプより画質も上がったので、今のところ満足だ。」
★「録画映像が、夜間でも鮮明に見える。操作も簡単で、色々な角度に調整が可能である。」
★「ユピテルDRY-FH200が保証期間切れからわずか1ヶ月でバッテリー膨脹で故障。やむなく代替機を探していたが、『使用温度範囲 0℃~+70℃』という説明に惹かれて購入。収録した映像に付いては、DRY-FH200のフルHDとの比較の限り、昼夜を問わずむしろ見やすい。ナンバーも多くの場合はそれなりに認識でき、事故対策のドラレコの性能としては充分な水準にあると思う。本体から設定画面を見ると、設定できることは意外と少なく、ユーザーの意志で設定できる部分が少ない。ただし、裏を返せば日時時刻の設定以外はほぼそのまま無調整で使えるということでもある。」
★「画質はHD720pでも、ドライブレコーダーとしては充分。夜間の映像も、ライトで照らしている範囲は良く撮れていると思う。フレームレートも27.5fpsに設定することでLED信号が消える現象も防げる。メモリー用にリチウム電池ではなくキャパシタを使用しているので、真夏の炎天下でも安全性が高そうだ。」
いかがでしょうか。
さすがにパトカーにも搭載されるほどだけに、
安定した動作を誇るドライブレコーダーです。
GPSはありませんが、Gセンサーは付いています。
サンプルの動画は720pとフルHDではないものの、
動画を見ていただいた通り、非常に鮮明ですね。
これを1080pのフルHDに切り替えれば、
さらに解像度は向上し鮮明になりますよ。
フレームレートはそれぞれ27.5fpsと30fpsを選べるので、
全国のLED信号機の消滅問題を解決できました。
弱点は、シガーアダプターが大きいので
ソケット周りが煩雑な感じになることでしょう。
なので、取り付けにやや知識が必要ですが、
電源ケーブルタイプを選ぶとスッキリするでしょうね。
また、夏の炎天下の駐車でのまれな発火を防ぐという意味で、
メモリー用のリチウムバッテリーの代わりに、キャパシタ
というコンデンサーのようなものを使用しています。
ただ容量が少なく、一週間くらいしか持たない
ということなので、週に一度くらいはエンジンを掛けないと
日付がリセットされてしまうようです。
しかし弱点はこれくらいのもので、使用者を喜ばせるような
突出した機能がないとはいえ、不具合の起きにくい確実な動作をする
本機のような製品の方が、本当は良いかも知れません。
趣味性より実用性を重視する方なら、
選んで間違いはないモデルとなるでしょうね。