ドライブレコーダーを取り付けることで、
万が一の事故記録を残せるだけでなく、
ユーザーの安全運転に寄与する効果も生まれます。
でも最近はそれだけなく、さらに別の場でも
活躍してくれるモデルも多く登場していますね。
その別の場とは、“駐車中” のこと。
あなただって、
駐車中の “当て逃げ” や “車上狙い” が、
気になるのではありませんか?
この両方から証拠をしっかり掴んでくれる
ドライブレコーダーがパイオニアにあるんです。
それが、
「カロッツェリア VREC-DZ500-C」。
今回は運転中だけでなく駐車中でも、24時間
365日常に車を監視してくれる、
VREC-DZ500-Cを口コミ評価したいと思います。
VREC-DZ500-Cの特徴を解説
ドライブレコーダーと言えば、ミラー型を除けば、
これまで取付けアタッチメントを介して、
フロントガラスに取り付けるタイプが一般的でした。
ところが最近は、本体全体をペタンとガラスに
貼り付けるデザインのモデルが登場しつつありますね。
車内で視界に入りにくいし、振動でボディがぶれない
メリットがあるからでしょう。
VREC-DVZ500-Cも、
そんな流行を追ったデザインになっています。
モニターが1.5インチと非常に小さいですが、
同時にボディ全体も小さく、
結果的にドライバーの視界を妨げません。
さて本機ですが、駐車中の監視機能を生かすため、
初めから電源ケーブルは車のヒューズボックスに
接続するタイプのものを標準で付属しています。
シガーライターから給電するプラグが付いたものでは、
駐車監視機能が使えませんからね。
で、どのように駐車監視機能が働くかと言うと、
まず本体に内蔵されたバッテリーで最大90分作動させ、
ボディが衝撃を受けるとその前後30秒を撮影。
その後はセキュリティーモードに切り替わって、
給電をカーバッテリーから行い、
衝撃を受けると3秒以内に起動し60秒間撮影します。
セキュリティーモードに切り替わると動作が変わるのは、
車のバッテリーの消耗をできるだけ抑えるためです。
これで前方からの当て逃げにあった時でも、
威力を発揮しますね。
でもあなたはそれよりも車上ねらいの方が心配なら、
車を降りる際にカメラを車内側に回して下さい。
すると不審者が乗り込んで来た時の衝撃で、
撮影を開始することができるようになります。
夜間の暗い時間帯でも大丈夫。
従来の機種と比べ、100分の1以下の光量でも記録できる
“ナイトサイト機能” を使って明るく撮影されるのです。
VREC-DZ500-Cのユーザーレビュー
では、実際の画質や使い心地はどんなものでしょうか?
すでに使用しているユーザーの方たちの
レビューで検証し、あとで評価してみましょう。
★「コンパクトで可もなく不可もないデザイン。本体が画面の向きを変えられないのが残念。操作性は確定時は良いが、キャンセル時は長押しなのが面倒。画質は良く、暗いところでもバッチリ映る。撮影範囲は狭めと思われる。駐車時の監視機能が充実しているのが気に入っている。」
★「DZ500-Cは駐車監視機能が売りなので、添付しているのはあらかじめ取付け作業が必要なACC電源コードだけで、シガーライターケーブルはなしとなっている製品だ。他社の同等品では標準はシガーライター電源ケーブルだけで、駐車監視するためのオプション接続コードやセット物に、10.000円近く追加が必要なものもある。それに比べたら、良心的な販売形式ではある。」
★「画質は良い。リアに付けてWi-Fiで運転席のiPhoneで見ているが、画面の左右反転機能が欲しい。アプリで対応できそうな気がするので、開発に頑張ってもらいたい。」
★「本体の設定がほとんどいらないし、直感的に操作ができる。本体が薄いので、特に後部に付けた場合は気にならない。カメラレンズがくるくる回るので、取り付け自由度も高い。日中の映像ではナンバープレートが良く見えるが、思ったほど画質は良くない。夜間だと、動く車のナンバーは読めない。」
VREC-DZ500-Cの評価
本機のセンサーは、720pHD画質130万画素。
最近のモデルは、1080pフルHD200万画素が主流なので、
それに比べ少々見劣りする感じがします。
しかし実際には、
それほど遜色があるとは思えません。
ディティール部分に、
やや荒さを感じるくらいです。
ドライブレコーダーとしては、十分な
画質を有していると言えるでしょう。
HD画質としている分、メモリー量も少ないので、
容量が小さめのメモリーカードでも
不足を感じないのではないかと思います。
このVREC-DZ500-Cには16GBのカードが付属、
当面はこのカード1枚でまかなえることでしょう。
ところで、
本機はボディがコンパクトなことでモニターが小さく、
あまり実用的ではないと思もうかも知れません。
そこでAVケーブルを同梱させて、
RCA入力端子を装備した
カーナビとつなぐことが可能になっています。
走行中の様子を、カーナビの大きな画面で
確認することができるんです。
これは有り難い機能ですね。
また小さなボディを生かし、リアドラレコとして
利用することにも向いています。
Wi-Fiにだって対応していますから、
撮った走行中の映像は
スマホに送って確認すると良いでしょう。
暗さに強いナイトサイト機能のおかげで、
スモークガラス越しに取り付けても、
明るい映像として記録することができますよ。
さてここで、忘れてならないのが、
しっかり使える駐車監視機能です。
まずは本体に内蔵したバッテリーを使って監視、
それが切れると給電をカーバッテリーに変更、
ボディに衝撃を受けた時だけ撮影が行われるんです。
カメラを180度回せば、車内撮影に切り替わります。
当て逃げ犯や車上狙いを、しっかりと
捉えることができるのは頼もしいですね。
給電が本機バッテリーから車のバッテリーに切り替わると、
衝撃を受けた瞬間の映像が録れない欠点がありますが、
これはバッテリーの消耗を防ぐためなので仕方ないでしょう。
価格的には安いモデルとは呼べず、豊富な機能からして、
どちらからと言えば上級者向けの製品になると思います。
ところでVREC-DZ500-Cには、
実はシガーライター給電仕様の兄弟機、
VREC-DZ500があります。
簡単に電源が取れるので取付けがラクですが、
DZ500の駐車監視機能は、
本機バッテリーで90分しか作動しません。
カーナビと接続するAVケーブルも付属しておらず、
それでいてDZ500-Cとの価格差はわずかです。
なので購入するなら、それを考慮して
満足度の高いVREC-DZ500-Cの方を
おすすめしたいと私は考えます。
または
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