『ドライブレコーダーの種類』タイプ別で3種類・形状別で2種類に分類
1.タイプ(型)別に見ると・・・
常時録画型
エンジンが始動するとスイッチが入り、
エンジンを止めると録画が終了するタイプです。
運転中はずっと録画し続けますので、
大容量のメモリーカードが必要になります。
32GBのカードを使えば長時間記録できますが、容量が一杯になると
古いデータを消して上書きしてしまいます。
衝突によりエンジンが止まって電源の供給がストップした場合、
録画が中止されてしまいそうですが、多くの機種ではバックアップ電源
を持っているので、数秒間は録画し続けることが可能です。
今やドライブレコーダーの主流になっています。
衝撃感知型
トリガータイプとも呼ばれ、Gセンサーを搭載し、
衝突などの衝撃で前後10秒ほど録画するタイプです。
現在は大容量のメモリーカードの登場により常時録画型が主流で、
このタイプの専用モデルは、ほとんど見かけなくなりました。
代わりに登場したのが、常時録画型に衝撃感知型をプラスした
ハイブリッド式で、このタイプを衝撃感知機能付き常時録画型と呼んでいます。
通常は常時録画しながら、衝撃があった前後10秒ほどを
別ファイルにして保存します。
常時録画オンリーのものと比べ、大切なファイルを
上書きされる心配がないので便利です。
最近は比較的安価なモデルでも、
このタイプを採用したものが増えています。
多機能型
通常のドライブレコーダー機能に、
車線変更警告や速度超過警告、防犯カメラ機能など、
多数の機能がプラスされたものです。
色々な機能が付いて便利ですが、実際に全ての機能を
使いこなすオーナーも少なく、使い方が複雑になり、
比較的故障も多いという欠点があります。
少々、マニアチックな製品という側面を持っていますね。
2.形状別に見ると・・・
一体型
カメラとレコーダーが一緒になったものです。
主としてフロントガラスに付属のアタッチメントを介して装着しますが、
ルームミラーの前から被せるように取り付けるルームミラー型と
呼ばれるものも、これに当たります。
セパレート型
ボディがカメラ部とレコーダー部に分離して、
ケーブルでつながったものです。
フロントガラスには小さなカメラのみ装着し、
レコーダーはダッシュボードに設置します。
運転の視界を遮ることがなくレコーダーが直射日光に当たらないので、
動作が安定するといわれています。
しかし、ケーブルが増えてダッシュボードがうっとうしく
なりやすいのと、比較的高価であること、またカーナビと
連携するモデルでないと画面をモニターすることができません。
以上、タイプ別に3種類・形状別に2種類に分類されますが、
選び方としては使用者の趣味や好み、車内の形状
そして予算次第で変わって行くと思います。