ドライブレコーダー(車載カメラ)で熱に強いモデルを教えて!

 

今や、装着が常識になりつつある
ドライブレコーダー・車載カメラ

これから購入しようとしている方なら、
“熱に強いモデル” を、選び方の基準に

するのもありだと私は思うのです。

 

日本の真夏と言うのは、駐車しているクルマの中が
実に50℃を超えることもあり、
そこに置かれている電装品の状況は過酷です。




 

これは、ドラレコに取っても同じ。

構造上、ただでさえ熱を発生しやすいのに、
暑い車内から電源を立ち上げれば「熱暴走」を起こしやすく、
動作不良になってしまうことも珍しくありません。

 

今回は、特に高温に強いと言われる
8機種をご紹介したいと思います。

 

 

耐熱性の高いおすすめドライブレコーダー

 

「スマートレコ WHSR-510」(動作可能温度 -20℃~70℃)

耐寒から耐熱まで、かなり信頼性の高いモデル。それは、輸入車の純正ドライブレコーダーとして指定されているほど。また、フルHD仕様のモデルの中でも、特に画質が良いと評判です。ナイトビジョン機能搭載で、夜間でも明るく録画してくれますよ。タッチパネルで操作しやすく、2カメラにも対応。価格が高いのが難点ですが、満足度も高いドラレコ。

 

 

「PAPAGO! GoSafe 34G」(動作可能温度 0℃~65℃)

耐寒性能のみならず、耐熱性能がかなり優れたモデル。ハイエアロフロー設計・ハニカム構造により、熱を内部にためないデザインで夏場も安心です。レンズガラスを採用し、プラスチックレンズより信頼性も高いです。フルHDを超えるWQHD(ワイドクワッドHD) 2560p x 1440p 30fpsで映像を記録できる高画質仕様となっています。

 

「PAPAGO! GoSafe D11」(動作可能温度 -20℃~70℃)

PAPAGO! の製品のなかでも、特に目立たずコンパクトなデザインが特徴のドラレコです。本体下部にエアロフローを設置して、太陽の光を浴び続けるような環境下でも、優れた耐熱性能を発揮。上位機種「GoSafe34G」と比較して、耐熱だけでなく耐寒性能にも秀でた製品。小型ボディで機能をシンプルにしていますが、フルHD300万画素CMOSセンサーやHDR機能で、高画質映像を提供します。

 

 

「BLUEPUPILE フルHDドラレコ」(動作可能温度 -20℃~70℃)

低価格ながら、耐寒から耐熱性能まで優れた性能を発揮するモデル。実際に筆者が使用して、日本の夏でもへこたれないのを確認済みです。本体の下部にサブカメラを搭載した2カメラ仕様で、車内や後部の映像を同時に録画することが可能。GPSやズーム機能もあり、また写真撮影もできるなど機能は盛りだくさん。直感的に操作しづらいのが難点ですが、マニアには受けそうなドライブレコーダー。

 

 

「VANTRUE N2」(動作可能温度 -10℃~80℃)

動作可能温度を見る限り、この8機種の中では最も耐熱性能が高いドライブレコーダー。この製品も2カメラ仕様となっており、サブカメラで車内を中心に後方を同時に録画することが可能です。2つのカメラを同時に作動させると、メインカメラも含めてHD画質になってしまうのが惜しいところ。デザインも良く使いやすいですが、日本語マニュアルが分かりづらいところもマイナス。

 

 

「イクリプス AVN-D7W」(動作可能温度 -20℃~65℃)

カーナビを製造するメーカーらしく、ドラレコとカーナビを合体したモデル。本体はダッシュボードにあり、フロントガラスには小さなカメラがあるだけなので、デザイン的に、耐熱性能に優れているのがお分かりでしょう。耐寒性能もかなり優れており、信頼性の高いドラレコ内臓カーナビです。価格はやや高めになります。

 

「イクリプス DREC200」(動作可能温度 -20~65℃)

本体にがモニターが付いていないのですが、しっかりとした作りの一体型ドライブレコーダー。その仕様は遊びのない実質剛健なもので、業務用かと思えるほど。それだけに耐久性・耐寒性・耐熱性に優れ、自動車メーカー純正のモデルとしても採用されています。画質はHD100万画素ながら、安定した露出で見やすい映像を提供します。

 

 

「アサヒリサーチ GP-1」(動作可能温度 0℃~70℃)

警察車両にも採用されているモデルを基本に、開発されたドライブレコーダー。それだけに耐久性や耐熱性に重点を置かれた製品になっています。1296×2304の2K高画質と、なめらか45fpsのフルHD画質でキレイな映像を残すことが可能です。電源を車のバッテリーから取る仕様にして、駐車監視機能を充実させています。

 




 

まとめ

 

ドライブレコーダーは、どれも低い温度には比較的強いのですが、
カーナビなどと違い直射日光に当たる場所に設置されるため、
本体の温度が高くなりやすく、どうしても負担が大きいです。

フロントガラス越しに装着することが、
まさに不利な環境下で働かされることになるのです。

 

そんなことで熱にやられて、万が一の時の
映像が残らなかったなんてことも・・・。

これでは、せっかく
ドラレコを付けた意味がありません。

 

予算の許す範囲で、できるだけ熱に強そうな機種を選べば、
少しでも故障するリスクが減ることは間違いないでしょう。

高画質・高機能にこだわるのも良いですが、
過酷な車内の温度に耐えられることを考えるのも必要です。

 

また同時に、意外に熱に敏感なのは、
データを記録するSDカード。

デジタルカメラに使う一般のカードではなく、
必ずドラレコに適した耐熱製品を使いましょう。

 

本体に付属のカード以外を使うなら、
スペックはClass10・MicroSDHCで。

 

そして、最近はフルHD高画質モデルが多いので、
なるべく長時間のデータ記録ができる、16GB以上の
容量を持つカードをおすすめしたいと思います。

 

さらに、SDカードは消耗品です。

 

確実に記録が残るよう、少なくとも1ヶ月に1回の
フォーマット(初期化)を欠かさないようにしましょう。

それから、1年ほどで新品と
取り換えるようにして下さいね。

 

少しでも、あなたのドラレコ
選びに役立てば幸いです。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


*


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください