アルファードの残クレ利用オーナーは、煽り運転が多いってホント!?

 

ドライブレコーダーが、走行中の車のうち2台に1台以上の割合で普及した現在でも、相変わらず煽り運転が多いとの声が絶えません。
特に車体が大きく、パワーに余裕のある車種に多いのが特徴です。

その中でちまたで話題になっている車種が、「アルファード」と「ベルファイア」の高級ミニバン兄弟。
オーナーの、我がもの顔で駆け抜けていく姿を見ると、それはまるで王者であるかのようです。

これらの価格はアルファードは約600万円~、ベルファイアなら約650万円~と、一般の子供を持った家族なら容易に購入できる代物ではありません。
ですが普通に街を歩いても、この両車が家族を乗せ走っているのを良く見かけますね。

なぜこんなに売れているのか調べたら、どうやら「残クレ」による購入方法で、たやすく手に入るからのようなのです。
そして噂によれば、残クレ利用者に煽り運転の傾向があるとのこと。

ではなぜ特に、アルファード兄弟の残クレ利用オーナーに煽り運転が多いのでしょう?
今回は、これに付いて検証してみたいと思います。




 

アルファードの “いかつい” フロントマスクの印象

 

 

トヨタの高級ミニバンであるアルファードは、その堂々としたフロントマスクと重厚なフォルムで、街中でもひときわ目を引きます。
2020年代に入ってからは、まるで高級外車のようなフロントグリルを採用し、威圧感すら感じさせるデザインとなりました。

この「威圧的な見た目」が、他のドライバーに “怖い” 印象を与えたり、時には「煽られた」と感じさせる原因になっていることもあります。
もちろん見た目だけで車のオーナーを判断するのは早計ですが、SNSや交通系の掲示板などでは「またアルファードか」「ミニバンで煽ってくるのは大体あの手の顔」と言った声も少なくありません。

 

煽り運転と高級ミニバンの関係性

 

 

あなたは煽り運転と聞いて、どんな車を思い浮かべるでしょうか?
昔は大型セダンやスポーツカーが “問題車種” とされていましたが、近年は高級ミニバン、特にアルファードなどの車種が注目されています。

 

 

その理由は複数あります。
ひとつは車格による “自信” の表れ。

車幅や車高が大きく、しかも走行性能が高いこれらの車は、高速道路や都市部での運転でも無理が利いてしまうため、自然と強気の運転になりがちです。
車体の色はブラックが一番多く、次にパールホワイトが続きますね。

 

 

また、車内の静粛性の高さやパワーのおかげで、スピードを出してもあまりスピードを感じにくいと言う面も、煽り運転につながる可能性があると思います。
走行中、前にパワーの余裕がない軽四輪などがいれば簡単に追い付くことができ、相手をビビらせることができるでしょう。

 

「残クレ(残価設定ローン)」ってどんな仕組み?

 

参照:タンポポヴィレッジ

 

さて、ここで出てくる「残クレ」と言う言葉。
これは「残価設定クレジット」の略で、3年や5年後の車の予想下取り価格(残価)をあらかじめ差し引いた金額でローンを組む仕組みです。

たとえば、600万円のアルファードが5年後に250万円で下取りできると想定されるとすれば、実際にローンを組むのは差額の350万円のみ。
250万円の据え置き分は満期に車両を返却するか、しない場合は、一括で支払うか再ローンを組んで乗り続けます。

そのため、満期までの月々の支払いは、比較的少なくて済んでしまうんですね。
ただし一般の自動車ローンと比較すると、トータルでは金利が高くなることで、最終的に支払額が多くなりやすいと言うデメリットがあるんですよ。

でもこの仕組みによって、短期間には年収に対して “やや背伸びした” 車選びが可能になります。
つまり「本来なら手が届かないような車」にも、残クレを使えば乗れる訳なんです。

 

残クレ利用者に多い “ある傾向” とは?

 

参照:オートブティックボス

 

この “ある傾向” とは、全ての残クレ利用者がそうだとは言えませんが、ある程度の傾向があることは確かです。
それは、「見た目やステータスを重視する層」に残クレが好まれやすいと言う点。

 

 

アルファードは「家族思いのパパカー」としても人気ですが、それと同時に「他人にどう見られるか」を気にするユーザーにも多く支持されているんです。
そのため、見栄を張る目的で残クレを使い、生活費を削って、月々ギリギリの返済で所有しているケースが見られます。
ガソリン代もあまり捻出できないことで、遠くへドライブに行けないストレスも溜まっているはずです。

 

 

このような背景から、「俺はアルファードに乗っているんだぞ」と言う意識が過剰になり、運転中にマナーの悪さが目立つのでしょう。
無意識の優越感や自己顕示欲が、煽り運転と言う形で表に出てしまうのです。

それを裏付けるような歌が今、ネット上でバズっているのですが、あなたはご存じでしょうか?
アルファードの残クレ利用者を完全にチャカした内容のこの歌、▼からご覧下さい。

 


協力破滅チャンネルさん

 

実際に増えている?煽り運転の現状と統計

 

 

国土交通省や警察庁の発表によると、煽り運転による摘発件数は2020年の道路交通法改正以降、表面上は減少傾向にあるものの、ドライブレコーダーなどの普及により “可視化” される件数はむしろ増加しています。
一部の都道府県警では「特定車種による煽り運転の通報が多い」と報告されており、なかでもアルファードやヴェルファイア、またランドクルーザーと言った大型車が目立つとのことです。

ただしこれは、絶対数、特定の車の台数が多いことも要因です。
アルファードは新車販売台数でも上位をキープしている人気車種なので、単純に「目にする頻度が高い」ために、印象に残りやすい側面があることも無視できないでしょう。

 

ドライブレコーダーで見えた真実

私自身、ドライブレコーダー関連のブログを運営する中で、多くのユーザーから提供された映像を見て来ました。
その中には、確かにアルファードによる強引な割り込みや、わざと車間距離を詰める運転も散見されましたが、同様に軽自動車やセダンによる煽り映像も多数存在しています。

つまり、「アルファード=煽り運転車」という構図はやや偏った見方である可能性があるのです。

目立つ車であるがゆえに、、悪目立ちしやすいのも事実。
車の見た目やブランドイメージが、ドライバーの運転マナーと強く結びついてしまっているのも、問題の根本なのかも知れません。

 

結局煽り運転は “車” ではなく “人” が起こすものだ

 

 

まとめとして、アルファードに限らず、煽り運転は車の種類ではなく「運転する人間の意識とマナー」に大きく左右されます。
たとえ残クレで無理して買った車であっても、マナーを守って運転していれば何の問題もありません。
ただ、外から見える “圧” が強い車に乗っている人ほど、周囲からは「怖い」「威圧的」と思われやすいことを意識し、余計に丁寧な運転を心がける必要があるでしょう。

そして、全てのドライバーに取って、ドライブレコーダーは重要な「証人」であり、「抑止力」にもなります。
万が一のトラブルに備え、信頼性の高いドラレコを搭載することは、安心運転への一歩となるに違いないでしょう。

 

 

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