『MUFU MF-BDVR003C-PRO』レビュー:利便性の高いバッテリー内蔵ドラレコの魅力とは?

 

ドライブレコーダーを取り付けたいんだけど、配線がめんどくさかったり苦手だと思っている方は、一定数存在すると思います。

そんな方なら、取り付け業者に頼るのが最善な方法ですが、費用が掛かるのがネックですよね?

もしアクションカメラカメラのように、バッテリー内蔵で配線が必要なく、しかも長時間録画ができるドラレコがあったなら・・・。

 

実はあるんです。

フロントガラスに貼り付けたマウントにセットするだけで、自動的に電源が入って長時間稼働するドラレコ、それが台湾製「MUFU MF-BDVR003C-PRO」です。

 

日本ではMAXWINが販売していますよ。

今回は、このMF-BDVR003C-PROの魅力をユーザーレビューを交えて探り出し、使い心地を評価してみることにしましょう。




 

■MF-BDVR003C-PROの特徴

 

 

・配線不要&手のひらサイズ

 

BDVR003C-PROは、配線不要の超軽量ドラレコと言う打ち出しがなされており、設置時に車内での配線作業が不要な点が第一の魅力です。

具体的には、マウント裏面の両面テープを使って貼付するだけで装着でき、電源ケーブルを常時引っ張る必要がないため、車・バイク問わず「気軽に導入できる」点が大きな強みです。
(バイクへの取り付けは別のマウントが必要)

 

サイズ・重量は、約72.1×47×37mm、約118gとコンパクト。

この軽量・コンパクトな設計は、車のフロントガラスに貼る際でも視界の妨げになりにくく、バイクへの装着でも “目立たなさ” や “取り付け・取り外しの手軽さ” に寄与します。

 

・4000mAhバッテリー内蔵&最大約16時間録画

 

本機のもう一つの大きなウリがバッテリー容量です。

4000mAhの内蔵バッテリーを掲げ、満充電時で最大約16時間の連続録画を実現しています。

ユーザーの立場から見ると、”配線不要” “電源ケーブル不要” “バッテリー持ちが良い” と言う3点が揃ったモデルは、早朝に出かけて夜帰る・通勤で週末まで毎日車に乗る用途にもマッチします。

 

・動作センサー&スマート感知機能

 

本機は取り付けマウントに装着した際に、自動で電源がオン/オフになる “スマート感知センサー機能” が備わっています。

マウントに本体を差し込めば録画開始・取り外せば停止と言った操作レスの利便性が高いです。

 

また、3軸加速度センサー(Gセンサー)による傾き・衝撃検知機能もあり、衝撃を検知したら録画中のファイルをロックし、緊急録画フォルダへ保存してくれます。

このあたりの機能は、車とバイク両方で使いたいユーザーには特に便利ですね。

 

・Wi-Fi接続&スマホアプリ対応

 

本機は2.4GHz Wi-Fiを内蔵しており、専用スマホアプリを通じてリアルタイム映像確認や録画映像のダウンロードが可能。

スマホから離れた場所でも、設定変更や映像確認できる点も魅力です。

 

また、録画後のファイルをスマホにダウンロードできるので、事故などの際にもすぐスマホで証拠映像を持ち出せるメリットがあります。

そもそもモニターは搭載してないので、設定も含め映像の確認にはスマホは必須と言うことになりますね。

 

・防塵・防水性能&LED信号対応

 

バイクなど野外仕様環境にも配慮し、IP66相当の防塵・防水設計を持っています。

“ゲリラ豪雨でも慌てる必要がない” 点をメーカーは強調しています。

 

さらに全国のLED信号機に対応しており、LED信号の点灯が録画されない事態を防ぐフレームレート調整機能があります。

これらは、雨天・バイク・屋外環境を視野に入れたモデルとしての “使える安心感” を支える仕様なんですね。

 

・広い録画画角・豊富なmicroSD対応

 

仕様としては、200万画素CMOSセンサー、1080P(1920×1080)/27.5fps、視野角120°広角(メーカー記載)というスペック。

対応microSDは32~128GB(スピード V30以上推奨)と、対応カードは豊富です。

広角レンズ採用により、広い範囲を録画できるのも特徴となっています。

 

なおドラレコとして搭載の多い、駐車監視機能は持ち合わせていません。

内蔵バッテリー駆動なので、多くの電力を消費するこの機能の搭載を控えたのでしょう。

 

 

■MF-BDVR003C-PROの実際の画質

 

ここでは、本機を使って録画したユーザーの方の動画を見ていただきます。

ある程度、画質のほどを知ることができるでしょう。

 


協力 くるまにあKさん

 

昼間でも夜間でも明るい映像で、全体的に見やすくなっていますね。

トンネルの出口でも、一瞬先が飛んで見えなくなる現象も少ないように思います。

 

 

■MF-BDVR003C-PROのユーザーレビュー

 

次に他のユーザーの皆さんは、実際の使い心地など、本機にどんな感想を持っているでしょうか?

いくつかレビューを集めましたのでご覧下さい。

 

★「取り外し可能で、何より配線がないのが良い。充電前には音で教えてくれるし、使いやすいと思う。取り外し後は毎回位置を確認するのが大変だったが、慣れればだいたいの向きがわかるようになるので、初めだけだ。」

 

★「小型で使いやすい。車とバイクでアダプターを付けておいて本体を両用している。」

 

★「いちいち充電しなければならないのが面倒。スマホと連携できるのは良いというか、連携しないと使えない。」

 

★「購入して到着後、SDカード入れて アプリをインストール…簡単に 接続完了。ホント簡単だった。2台の車とバイクに取り付ける為 マウントも購入。取説もダウンロードした。分かりやすく解説してあって、メチャ親切な感じだ。 年寄りには分かりやすいのが1番。」

引用元:楽天市場 Amazon

 

 

■まとめ

MF-BDVR003C-PROは、画期的な配線不要なドラレコと言うことで、手軽に設置・手軽に持ち運べて、複数台の車やバイクなどと使い回しが可能となったモデルです。

しかも、4000mAhの大容量バッテリー内蔵による約16時間もの稼働時間は、それほど充電に手間が掛からないものになっていると言えます。

 

私は現在、本機ではありませんが、下位モデルのMF-BDVR003Cをリアドラレコとして使っています。

フロントドラレコは、別の1カメラ式モデルを使用。

最近は2カメラ式モデルが主流ですが、フロントからリアまでケーブルを配線するのは結構難儀するので、この作業から開放されるのはとても助かるし、業者に支払う料金が発生しないのも有難いですね。

 

BDVR003Cも同じようにバッテリーを内蔵しているものの、ただ容量は半分の2000mAhのため、実際の稼働時間は半分ほどの約7時間です。

毎日1時間ほど車を使用して、約1週間録画できるので充電は1週間に1回程度の計算。

これでも私は、特に充電が煩雑とは思っていませんが、これがPROと名の付く本機になれば2週間に1回程度に済むので、随分と楽になるんじゃないかと思います。

 

本機で残念なところと言えば、前述のように、駐車監視機能とGPSが搭載されていないことでしょう。

ですが、どちらも割と電力を必要とするので、少しでも稼働時間を稼ぐためには、仕方のない措置と言えるのではないでしょうか。

 

画質に関しては、フルHDモデルとして全体的に不満のないものですが、強いて言えば、夜間ヘッドライトが前方を走る車のナンバープレートに強く当たり、数字が読み取りにくい場合があるのが惜しいです。

それでもドラレコとして評価すれば、十分合格点を出せる画質と言えます。

 

価格はお手ごろだし、本機を他の車でも利用したり、1カメラ式モデルを使っていてリアにも追加したいユーザーには、おすすめのドライブレコーダーとなるに違いないでしょう。

メーカー公式サイト ⇒ MAXWIN

 

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