ドラレコで録画したファイルを再生したい時、
あなたはどんな方法で行いますか?
動画の見方には、色んな方法があります。
ドラレコ本体に液晶モニターがあるなら、
再生モードに切り替えて本体で見るのが、
最も手っ取り早いですよね。
また、モニターが小さかったり、
本体がルームミラーに隠れて見にくいのなら、
SDカードを取り出して
パソコンで確認すると良いでしょう。
本体にモニターがないモデルも、
パソコンで確認するのが基本。
なので画面が大きく見やすいことからも、
パソコンを使った見方が一般的と言えますね。
しかし最近ネット上で、こんな質問を
している方がいるのを見つけました。
『私はパソコンを持っていません。
ドラレコにはモニターが付いていますが、
位置が悪いので確認しづらいです。
スマホは持っているので、これで見ることはできるでしょうか?』
これに対し結論を先に述べると、
答えはYesとなります。
今回はパソコンを使わず、スマホでの
ドラレコ動画ファイルの見方に
付いて、お話をしてみようと思います。
Wi-Fiを使ってドラレコの動画ファイルをスマホに送る方法

私は普段、
ドラレコの動画ファイルを見るには、
必ずパソコンを使用しています。
パソコンで見た方が詳細を確認できるし、
また、映像を編集しやすいからです。
でも最近の人は若い人を中心に、
スマホは持っていても、パソコンを
持っていない人が増えているんですね。
そんな方がパソコンを使わず、
ドラレコの動画ファイルを見るには、
Wi-Fiでデータを転送できる
ドラレコを選ぶと良いでしょう。
あらかじめアプリをダウンロードして、
リアルタイムで画像を確認したり、
後からデータを保存することができます。
録画中のデータをリアルタイムに確認しながら、
スマホに保存することはできませんが、
保存するのにカードを外す必要がありません。
ここでは例として、3機種の
Wi-Fiモデルを紹介したいと思います。

小型の1カメラ式ドライブレコーダーで、
録画データをスマホに送ったり、
設定も全てスマホで行うことが可能です。
シンプルな構成なだけに、取付けも
ユーザー自身で容易に行えます。
機能が少ないぶん操作も簡単ですから、
とにかく保険として1台装着したいと考える
ユーザーにおすすめです。

本機は、リア専用の
ドライブレコーダーです。
すでにフロントにWi-Fi機能を持った
ドラレコを取付けているけれど、
後からリアカメラが欲しくなった場合に、
単独で追加できるモデルになっています。
もちろん本機もWi-Fiを使い、
データを送ることが可能。
フロント用ドラレコと違いリアドラレコは、
ドライバー自身が本体に触れにくいので、
手元にあるスマホで操作できるのは、
とても便利ですよね。
先ほどのGC-DR20とベアで使うことで、
2カメラ式ドラレコとして威力を発揮します。
アプリはそれぞれ独立しているので、
両機を1台のスマホで制御しても、
何ら操作に支障をきたすことはありません。
またWiFi機能が付いた他社ドラレコと
組み合わせることも可能です。
こちらのモデルはフロント用ドラレコと、
リア用カメラがセットになった、
2カメラ式ドライブレコーダーです。
Wi-Fi機能は他機で言うWi-Fiではなく、
Bluetoothでスマホとつながる仕組み。
2台1セットになったモデルとは言っても、実は
それぞれが独立したドラレコになっています。
独立はしても、1つのアプリで2台を制御でき、
1つの画面に前後の映像を映すことが可能です。
またリアカメラは独立したドラレコでも、
液晶モニターを持っていないので、
ボディが大変小さくなっています。
なので、リアウインドウに取り付けても、
視界を邪魔しないメリットがあります。
さらに本機は、
前後が別々のドラレコになっていながら、両方を
シガープラグ1つで電源を取れるのも特徴です。
二連式シガーソケットを、別途
購入しなくても済むのは良いですね。
Wi-Fiを使わずドラレコのファイルをスマホに保存する方法

では、ドラレコに
Wi-Fi機能付きモデルがあるのを知らず、
すでに非搭載モデルを購入してしまった方は、
どうすれば良いのでしょうか。
一般的にスマートフォンには、
microSDスロットはありませんよね。
ですからパソコンのように、
ドラレコから外したカードを挿入し、
データを読み込むことができません。
そこでこんな場合に活躍するのが、
スマホ/タブレット用カードリーダーです。
このリーダーの特徴はパソコン用のそれとは違い、
ケーブルの端子がmicroUSBプラグとなっていて、
このままスマホのmicroUSBソケットに挿せます。
これを使い、ドラレコから外したカードを
カードリーダーにセットしてスマホに取り込めば、
データの転送が可能になります。
後はスマホがファイルを認識すれば、
動画を再生したり
データを保存したりできます。
そのリーダーの中で、
おすすめの2機種を紹介しましょう。

![]()
Andoroidスマホに対応するカードリーダーです。
USB端子がmicroBコネクターになっており、
アダプターを使用せず
そのままスマホに挿すことが可能。
microSD・SD・メモリースティックの
3つのメディアに使え、
メモリーカードに入っている動画データを、
ダイレクトにスマホに取り込めますよ。
カードリーダーは、メモリーカードを
ドラレコから外す必要があるので、
リアルタイムに映像をスマホから流せません。
データをスマホに保存した後に、
映像を確認するスタイルになります。
この商品は、
リーダーだけでなくライターとしても使え、
スマホに入っているデータを、逆に
メモリーカードにコピーすることができます。
そのため、
スマホに入っているメモリーの容量を、
減らすことにも使えますね。
ただこのリーダーを使う上で、
注意したいことが1つあります。
それは使用するスマホが、“USBホスト”に
対応していることが必要です。
USBホストに対応しないと使えないので、
前もって確認しておかないといけません。

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iPhone/iPad専用のiOSカードリーダーです。
プラグ・プレイ機能により、
ケーブルを接続するだけでカードを認識、
データを転送し始めます。
512GBまでの容量ならmicroSDカードと、
SDカードを読み込めるのは心強いですね。
アップル純正のカードリーダーより、
価格が安いのが魅力だと思います。
以上スマホを使い、Wi-Fi機能のない
ドラレコ内のファイルを再生可能にする、
カードリーダーを紹介しました。
後は動画を再生するスマホアプリが、
ファイルの動画形式に対応していれば、
問題なく使えることでしょう。
もしも見ることができない場合は、
動画再生ソフトウェア
「VLC Media Player」を使いましょう。
VLC Media Playerは、
数多くのコーデックに対応しており、
しかも完全無料で使えるので、
どなたにもおすすめです。
ダウンロードや利用のしかたは、
ブログ「app world」に書かれているので、
ご覧になってみて下さい。
まとめ
パソコンを持っていないことで、
スマホでドラレコの動画を再生したい方に、
その見方に付いてお話しました。
Wi-Fi機能が搭載されたドラレコを購入するか、
スマホに対応したカードリーダーを使えば、
ファイルの読み込ませが可能になるんです。
使い勝手としては、Wi-Fi付きドラレコの方が、
カードを本体から取り出さなくても良いので、
便利だと思いますね。
ただドラレコのWi-Fi電波が届く範囲は狭く、
ファイルをダウンロードするには、車内で
行う必要があるのを覚えておきましょう。
時々、ダウンロードを
部屋で行いたいと言う人がいますが、
家庭用Wi-Fiルーターより性能が劣るので、
それは難しいことを理解して下さいね。




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