ナイトビジョン機能搭載で夜間でも明るく撮れる、
タッチパネル式ドラレコ「セルスター CSD-670FH」
を、口コミで評価してみましょう。

この製品には、これまでのものにはなかった、
数々の新機能を備えていることが特徴です。

まずは、セルスター独自のファイルシステムで、
録画ファイルの断片化をなくしエラーの発生を低減させて、
SDカードの定期的なフォーマットを不要にしました。

また、本体にはリチウムバッテリーに代わる、
スーパーキャパシタと呼ばれるコンデンサを内蔵。

万が一の事故の衝撃で電源ケーブルが外れても、
録画を続け大切な瞬間を録り逃さないだけでなく、
熱にも強くて安全性も高くなっています。

そして、夜間やトンネルなどで活躍する
ナイトビジョン機能を採用。

光量が少なくても、明るく
クリアな映像を残せるのです。

その他、GPSや運転支援機能・
パーキングモード・HDR機能なども搭載。

では、これらまとめて商品概要を、
動画でご覧いただこうと思います。

続いて、実際にユーザーの方がナイトビジョンで撮った
夜間映像動画も、合わせてご覧下さい。

協力　よっしーさん

そして、ユーザーの皆さんの口コミを参考に
CSD-670FHを検証、評価してみたいと思います。

★「昼間の撮影は最近のどの製品でも問題はないと思うが、この製品は夜間、外部の照明のない田舎道でも薄暮れ程度なら、何となく周囲も写っている。明るい都市部なら、夜間も全く問題なく撮れるのではないかと思う。」

★「性能的には、画質は許容範囲だと思う。強いて挙げるなら、画角がもう少し広くなれば写る範囲が広くなり、安心できる部分も大きくなるのでは・・・。」

★「取り付けは問題なくできた。ただ、駐車監視機能を使うためのヒューズボックスからの配線は、初心者にはもう少し丁寧な説明があると良い。」

★「以前SDカードの問題で、録画できていなかったと言う記事を見て、SDカードのメンテナンスフリーのセルスターに決めた。またせっかくなので、安全運転支援機能の付いているCSD-670FHを選んだ。車間距離保持警告と車線逸脱警告はテスト中だが、前車発進警告はちゃんと動作し便利だ。そしてドラレコは、意外と1～2年で壊れることがあるもの。3年もメーカーが保証してくれるのなら、製品もきっと丈夫に作られているのだろう。」

さて、あれこれ語ってみましょう。

このドライブレコーダーのパーキングモード
(駐車監視機能)は、なかなか優れています。

車を停めて、エンジンをOFFにしてから
10分間何も振動を感知しないと、
自動的にパーキングモードが作動する仕組み。

そして、3秒以上連続した振動を感知すると
パーキングモードを解除し、通常録画に入ります。

また、10分間何もなければ再び
パーキングモードに入り、録画待機するのです。

この機能は最長で12時間まで設定できますが、
その間にバッテリーの電圧が低下すると保護機能が作動、
録画を停止するようになっています。

ただ、優れたこの機能も、別売りの
常時電源コードがないと使えません。

せっかくなので、最初から電源コードを
標準装備すれば良かったのにと思います。

それから、SDカードの定期的なフォーマットは重要ですが、
意外にこれをきちんとやっていない方って多いのでは？

それを基本的に、メンテナンスフリーとして
フォーマット不要としたシステムは、評価できますね。

うっかりフォーマットを忘れていた結果、データが壊れて
映像が見られないことは、しばしば発生するのです。

たかがフォーマットと思うかも知れませんが、
これを怠ったため肝心な時にドラレコが
役に立たなかったのではシャレになりませんからね。

あと、他機と比較して興味を持つのは、
やはりウリのナイトビジョンでしょう。

かなり暗い場面でも周囲がハッキリ写り、
何がどうなったか証拠映像を残すのに役立つのは確か。

でも、無理に感度を上げディティールを見せているため、
やや不自然な感じに写ってしまうのが残念です。

映像作品として残すには画質的に不満ですが、
実用性は高いのでドラレコとしては有効でしょう。

一方、昼間は十分に画質は良く、
綺麗な映像だと思います。

その他、タッチパネルを
採用していることも大きな特長です。

ボディが小さいのは有り難くても、
ボタンまで小さくては押しづらいものですが、
CSD-670FHでは、タッチパネルのおかげで、
押しやすくなっているのが嬉しいです。

全体的に見ると高度な機能をいくつも持つ製品で、
上級者向けのドライブレコーダーと言えるでしょう。

それだけに価格も高めですが、日本製であることと
メーカー保証も3年間あり、完成度にこだわるのなら
無視できない機種であるのは間違いありません。

または