レーダー探知機と相互通信ができるドライブレコーダー
「セルスター CSD-600FHR」を、
今回レビューを通じて評価してみようと思います。
200万画素フルHD仕様で、SONY製CMOSセンサーを搭載。
対応する同じセルスターのレーダー探知機と、オプションの
相互通信コードでつなげば、映像を探知機側で表示でき、
何とワイヤレスリモコンでの操作も可能になるんですね!
そして、この製品の特長として
興味を惹かれるのが、”ナイトビジョン”。
夜道やトンネルのような光量が少ない状況でも、
昼間のように明るく撮れる機能ですね。
それではまず、このナイトビジョンを使った夜間
動画をご覧いただき、その効果を確かめてみて下さい。
協力 yossy58ytさん
次に、実際に使用しているユーザーさんのレビューを基に、
いよいよCSD-600FHRの魅力を探って評価します。
★「このドライブレコーダーは、同じセルスター製のレーダー探知機と連動させるのが前提なので、ない方はほかのモニター付きのモデルを購入すべき。本体だけで使用したい場合は、ナビなどの外部モニターに映像を出力させることもできる。レーダー探知機から正確な時刻が設定されるので、パソコンは不要だ。残念なのは、運転支援機能が気休めのようなものであること。そもそも、これはドライブレコーダーなので、付加機能に期待を込めるべきではないのかも知れないが・・・。」
★「ディスプレイがないが、私はミラー型レーダー探知機と相互通信させているので、不便はない。取り付けも本体をフロントガラスに取り付けたら、相互通信のケーブルでつなげるだけなのでとても簡単だ。」
★「GPSレーダー探知機のモニター画面に投影できる。ただ、運転支援機能は使えたものではない。前車がスタートしても、アラームが鳴らない。景色に反応して鳴る車間距離アラーム。ボイスメッセージ音が小さい。良く発売したもんだ。」
★「基本ドライブレコーダーに画面は必要ないと思っているので、コンパクトな本体だけで使っている。以前に使っていた機種もフルHDのH264だったので、綺麗にはなっているが画質が格段に良くなったと言う感じはない。ただ、暗いところでは、ナイトビジョンのおかげでかなりの差がある。」
では、色々と語ってみましょう。
まず、レビューのように本機を常時モニターするには、
同じセルスターのレーダー探知機が必要となります。
そうすることで、各設定をレーダー探知機側で
行うことができ、リモコン操作も可能になるんです。
ちなみに、映像は外部出力できることで、
お使いのカーナビで見ることも可。
でもモニターは必須と言うものでもないので、
こだわらない人なら本機だけで使用して、
映像はパソコンで確認しても良いでしょう。
画質は、200万画素フルHDとしてはまずまず。
他の良くできた機種と比較して、
少し粗さを感じる場面もありますが、
実用性は十分です。
それよりも、サンプル動画をご覧のように、
夜間はナイトビジョン機能により、
外部照明が少なくても明るく撮れるのはさすが。
夜間は画質云々より、まず明るく記録できる
ことの方が大事なのが良く分かりますね。
このドラレコにはセルスターとしては新しく、
車線逸脱警告などの “運転支援機能” が付いています。
運転支援と言うと興味を持ちますが、
しかし、あまり当てにはできません。
私もいくつかのモデルを試してみましたが、
どれも誤作動が少ないとは言えず、
本機も居眠り防止装置として役立つ程度でしょう。
他にこの製品の特長として、
“SDカードのメンテナンスフリー” があります。
ドライブレコーダーは、常時書き込みと消去をカードに
繰り返しているので、定期的にフォーマットが必要です。
これを基本的に不要としました。
カードのフォーマットはつい忘れがちになるだけに、
これはとても便利な仕様だと思います。
CSD-600FHRとレーダー探知機を同時に購入すると、
結構な価格になりますが、単体で使用するのと比べ、
使い勝手が格段に向上するのは確か。
使い勝手にこだわる人なら、おすすめしたい
機種であることには間違いありません。
または
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