『PAPAGO! GoSafe D11』ドライブレコーダーを取り付けてみた!

パパゴの新型ドライブレコーダー「GoSafe D11」
が気になり入手、愛車に取り付けてみましたよ。

 

2インチの比較的大きなモニターを内蔵しながら、
ボディはコンパクトで、

ルームミラーの後ろにセッティングすれば
運転席からはほとんど見えず視界を妨げません。

 

このドラレコは、パパゴのラインナップの中では
エントリーモデルとなり、機能は限られています。

しかし、フルHD仕様300万画素の
高画素センサーを搭載していることで、どれほどの
画質を提供してくれるか楽しみなところです。




 

GoSafe D11を取り付ける前に、箱の中身を確認

 

このGoSafe D11は、写真のような
豪華な箱に入っています。

商品はしっかり緩衝材に守られていて、
ここにメーカーの姿勢が表れていますね。

 

中には、本体と電源アダプターに取り付けマウント、
そして16GBのマイクロSDカードが同梱されています。

あとは、日本語取扱説明書が付きます。

パパゴは台湾のメーカーですが、日本法人があり、
説明の言い回しも日本メーカーと変わらず読みやすいです。

 

次の写真でお分かりのように、本体はマッチ箱より
縦は少し長いですが、横は少し短いですね。
ほぼ正方形で、厚みもレンズも含めて約30ミリの薄さです。

全体的にとても小さく、しかも本当に軽い。

ボディはつや消しになっていて、手で握ってもギシギシ
音を立てることはなく、しっかり作られています。

 

では、早速取り付けてみましょう。

 

GoSafe D11を実際にセッティングしてみた

 

取り付けマウントは、フロントガラスに
両面テープで接着します。

特に頑丈な作りではありませんが、ドラレコ本体が
軽いので、走行中に脱落する可能性は皆無でしょう。

両面テープは強力ですから、
注意して貼り付ける必要があります。

 

しかし、後から本体を前後左右に調整できる構造なので、
多少マウントが斜めになっても心配はありません。

電源ケーブルは、約4m。

これだけの長さがあれば、ほぼ
どんな車種でも足りるでしょう。

 

電源ソケットも他製品と比べて小さい方で、
車内で邪魔になることはあまりないと言えますね。

 

GoSafe D11を使用するための機能を設定した

 

セッティング終了後、初期設定に入ります。

 

このドライブレコーダーには、
GPSが搭載されていません。

なので、初めに日付と時刻を設定する必要があります。

 

GoSafe D11にはGPSを付属したモデルもありますが、
全体としてボディが大きくなるし、価格も高くなります。

安いことがこのモデルの魅力でもあるので、あえて
GPS付きを選ぶ必要はないのでは?と私は考えます。

 

忘れていましたが、このドラレコはGPSだけでなく
Wi-Fi機能もありませんので、
設定は全て本体で行わないといけません。

 

取扱説明書を片手に行えば、設定は容易です。

 

これが取説を見なくとも直感的に操作できるなら、
ドラレコ初心者にはもっと有り難いことでしょう。

 

さて、設定項目の中には、
パパゴ
お得意の「運転支援機能」があります。

 

この機能、一見便利に見えますが、全てをオンにすると、
走行中やたら警告音が鳴るようになってしまいます。

 

モニターには、都度警告音が発せられますが、
運転席からは見えないので、
何の警告か分からないことが多いですね。

この音が私のように気になる方は、この機能を
OFFにした方が良いかも知れないと思いました。

 

それから、機能設定中に気になったこと、それは
モニターが暗く昼間だと表示が見づらいことです。

これは他社の製品でも同じく暗いものがありましたが、
走行中はともかく、機能設定中の時だけでも
照度をアップするようにできないものでしょうか?

 

これは、ドライブレコーダーを販売する
全てのメーカーに要望したいことです。




 

GoSafe D11を取り付け、実際に走行し撮影してみた

 

設定がひと通り終了して、改めて始動させます。

 

エンジンONと共に2秒ほどでオープニング音楽が鳴り、
本体に電源が入ったことが耳で確認できます。

これはとても良いと思います。

 

また立ち上がりが早く、オープニングの後、
すぐに撮影が開始されるのは凄いですね。

テストで電源のON/OFFを繰り返してみましたが、
何度行っても不具合が出ることはなく、
常に元気に始動します。

 

では、いよいよ、実際に撮影した映像を
ご覧いただくことにしましょう。

 

GoSafe D11 撮影映像の画質の確認とまとめ

 

それではここで、実際に
GoSafe D11で撮影した映像をご覧下さい。

 

最初は、立体駐車場から出て
一般道走行へ入るまでの昼間のシーン。

続いてネオンの少ない
郊外の夜間走行シーンです。

 ●昼間

 

 ●夜間

 

さて、いかがでしょうか?

 

やや人工着色したような感じにも見えますが、
全体的に明るめのポジティブな色合いですね。

 

暗い駐車場から明るい野外に出る時も、白飛びが少なく、
素早く適正露出に移行していくのが分かると思います。

HDR機能が、効果的に働いているのでしょう。

 

逆に目立った黒つぶれもなく、
見づらくもありませんよね?

フルHD300万画素の威力は、十分に
発揮されているのではないでしょうか。

 

夜間の映像でも、周りは比較的暗いにかかわらず、
ヘッドライトが当たっている部分だけでなく、
全体的にバランス良く、明るめに露出されています。

暗い夜道でも、ライトが当たらない部分は
真っ暗と言うこともありません。

 

画質に付いては、十分クラストップの
実力と断言しても良いでしょう。

 

142度の画角は超広角とは言えないまでも、
実用的には充分な広さを持っていると思います。

これ以上広くても、両端が歪曲してしまっては
見苦しいので、これくらいでちょうど良いのでは?

 

あと、使い勝手に関して、とても
気になった点があったので述べましょう。

 

それは、マイクロSDカードの
スロットが本体上部にあること。

スロットが上にあることで、指がガラスと干渉し、
カードの出し入れがしにくいのです。

 

無理してカードを取り出そうとすると、
誤って下に落としてしまう可能性もあります。

 

特に、フロントガラスの傾斜がきついクルマは致命的で、
本体を一旦マウントから外さないと、
どうしようもないのがとても残念だと思いました。

ぜひ、側面または下部から出し入れできるよう
改善してもらいたいものです。

 

それから長時間使い続けると、本体が
かなり熱くなることも気になりました。

幸い、熱暴走を起こすようなことはなく、
他機でも大なり小なり熱くなるので、
あまり気にするべきでないのかも知れませんが・・・。

 

これに付いては、
しばらく様子を見てみようと思います。

 

使い始めて1ヶ月あまり、
今のところどこにも不具合は見られないので、
このまま使い続けられるなら良いですね。

 

 

シビアに評価すれば、改善してほしい点もあるものの、
エントリークラスの製品として実用性は高く、

初めて購入する方には満足度の高い
ドラレコとしておすすめできると思いました。

 

なお、カーナビや地デジにノイズが入ることはなく、
LED信号の消滅もなかったことを付け加えておきましょう。

GoSafe D11は西日本のLED信号にも対応しているので、
私の住む中部地方でも全く問題がありませんでした。

 

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メーカーサイト ⇒ PAPAGO!

 

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