ユピテルから、このところ続々とドラレコの
モ新しいデルが発売されていますね。
これまでSTシリーズが主力だったのですが、
新しいシリーズはSNシリーズとなっています。
SNシリーズは小さなカプセルタイプデザインとし、
車内で極力目立たなくしたモデルとなっています。
バックミラーの裏に取り付ければ、
ドライバーの視野からほぼ消えてしまうほど。
このシリーズの中で、今話題の「SN-SV70c」を、
今回はレビューで評価してみたいと思います。
実はSN-SV70cには、電源の相違で
SN-SV70dと言う品番の製品も存在しています。
その違いを、最初に少し具体的に
述べてみましょう。
SN-SV70dとSN-SV70cの違い
SN-SV70dとSN-SV70cの2つは、
電源の取り方に違いがあるだけで、
本体そのものは全く同じモノです。
SN-SV70cは電源をシガーライターから取るプラグ仕様、
対して、SN-SV70dはヒューズボックスから電源を取る
直結コード仕様になっているだけなんです。
ユピテルはどのモデルでも、
品番の末尾が “c” のものと “d” のものがあり、全て
電源の仕様が違うだけと覚えておくと良いですね。
ちなみにSN-SV70cには、
末尾に “P” が付くSN-SV70Pと言うモデルも存在、
これは電源も含めSN-SV70cと全く仕様が同じ。
何が違うのかと言えば、 “c” は取説が付属するのに対し、
“P” は同封されておらず、web上で読む仕様です。
その分、多少 “P” の方が安いとのことですが、
事実上はあまり差はないような感じです。
SN-SV70cはどんなドラレコ?
SN-SV70cの大きな特徴は、
STARVIS(スタービス)と呼ぶ技術を搭載して、
夜間でも明るく鮮明な映像が撮れること。
照明の少ない暗い夜間も周囲の様子が良く分かり、
その状況をハッキリ記録できると言う訳です。
そして、今までのユピテルのモデルより、
ひと回り広い174度の超広角レンズを採用して、
左右の様子も少し分かるほど
広範囲に記録を残せることが可能になりました。
また、今までなかったWiFi機能を内蔵して、
スマホで録画データを確認することも可能です。
そのため本体が小さくなるに従い、
モニターも小さくなった
弱点をカバーできるようにしたのです。
GセンサーやHDR、またGPSも当り前のように搭載、
小さいながらもスーパーキャパシタ
と呼ばれるコンデンサーを内蔵しています。
事故の衝撃で電源が断たれても、
その時の録画ファイルが
途切れることなく録画できるのです。
では、注目の夜間映像を、あるユーザーの
動画で見てみることにしましょう。
協力 チャンネルGARUMAXさん
本来暗い周囲が、かなり明るく
写っていることが分かったでしょう?
SN-SV70cのユーザーレビュー
では、実際の画質や使い勝手などを、あれこれ集めた
ユーザーの皆さんのレビューで確かめてみたいと思います。
★「ミニバンに設置した。性能・機能は申し分ないと思う。画質も良く、操作性やサイズも問題なし。重量は少し重いと思う。夜はとても明るく、流石と言ったところ。ただ画角がやたら広いので、設置位置は良く考えないとピラーなど必要ない部分まで入ってしまう。」
★「無線LANは、常時録画を止めてWiFiに接続する操作がめんどくさい。と言ってもOKボタンを1回押したら、WiFiボタンを10秒長押しスマホからWiFi接続して専用アプリを立ち上げるだけだが。ただこのドライブレコーダーは事故の記録用であり、ひんぱんに見たくなるような動画ではないので、実はあまり使わない機能だと思う。自分だったらSDカードを抜いて、パソコンでそのまま見る。」
★「本体は小さくセンターミラー裏に隠れやすいタイプだが、モニターはそれなりに見やすくなっている。ただ、ファイルの分割が1分ごとにしか選べないのは、かなり痛い仕様だ。これは専用ビュアーソフトを利用する際にも、1ファイルずつしか開けないことにもつながり、再生確認しづらすぎる。また録画画質に付いても、他の2~3万円台の機種と比べ日中の対向車のナンバーすらハッキリ写っていないので、本当にフルHDなの?と疑ってしまう。」
★「画角と夜間画質は、現状最高レベルだと思う。画素数はフルHD止まりだが、画素数だけ多くて、画質が劣化するよりはましだ。西日本のLED信号に対しては夜間は消えることなく録画できるが、昼間は2~3秒間隔で点いたり消えたりするのが残念だ。」
SN-SV70cの評価
このドライブレコーダーの大きさは、
37mm X 96mm X 57mmの円筒形。
別途にブラケットもないので、全体を
ペタッとガラスに貼る感覚で取り付けます。
正直とても小さいので、それに伴い
液晶モニターも1.5型の小型になっており、
見やすいとは言えません。
ただ本機はWiFiが使え、
スマホの画面で代用すれば不便は感じないので、
デメリットにはならないかも知れませんね。
画質性能は、今では一般的な
フルHD200万画素です。
特別高性能ではありませんが、
コントラストも高くクッキリと映ります。
STATVTSのおかげもあり、
昼夜を問わず先行車のナンバーまで
明るくハッキリ読み取ることが可能です。
レビューの中に、夜間走行時、対向車の
ナンバーが読み取れず残念と言うのがありました。
しかし、停車時ならともかく走行時はブレが伴うので、
よほど高速コマ撮影しないと読み取るのは不可能です。
これは、高性能な他機でも、
同じことが言えるのではないでしょうか。
WiFi機能に関しては記録用と割り切るなら、あえて
搭載する必要もないのでは?と私は思いますが、
シェアしてスマホで見たい人には
重宝する機能なのかも知れませんね。
でもその代わり、ドラレコとしては
結構高価な製品になってしまいました。
総合的に見て、完成度の高い機種であり、
豪華なドライブレコーダーです。
取り扱いは難しくなく初心者でも大丈夫ですが、
あれこれと機能の多さを考えると、はやり
上級者向きの機種と言えるのではないでしょうか。
※この商品は、現在販売されておりません
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