『SOLING SL3117DVR』レビュー: 格安だがこのドラレコは使える!?

 

ドライブレコーダーは、
高性能/高機能になるほど価格が上昇します。

これは至極当たり前のことですよね。

 

しかし、事故の証拠として使うに足りる画質と、
必要最小限の機能があれば十分だと思う、
ユーザーもきっとたくさんいることでしょう。

 

そのような方は、
価格も格安であればなおさら良いと、
望んでいるかも知れませんね。

 

では上記の条件を満たし、使用に十分耐え得る
格安モデルはあるのか、探してみました!

 

具体的な条件として、
価格が1万円をはるかに下回り、
限りなく5千円に近いこと。

5千円を下回るものは
品質的に推奨できないので、除外です。

 

センサーは最近の傾向から見て、最低でも
フルHD200万画素を達成していること。

機能もGセンサーGPSを
搭載していると良いでしょう。

 

そして、品質に信頼がおける
機種であることが必須です。

そんな都合の良いモデルは、
果たして存在するでしょうか?

 

ハイ、ありましたよ。

 

それは、デンソーソリューションが販売を展開する、
「SOLING SL3117DVR」です。

「SOLING」は、”ソーリン” と呼びます。

 

今回は、このSL3117DVRにスポットを当て、
ユーザーレビューを基に評価してみましょう。




 

SOLING SL3117DVRの注目すべき特徴とは?

 

ドライブレコーダーは綺麗に録画するために、
どれくらいの解像度が必要かと言うと、
車のナンバーがはっきり読み取れる程度です。

 

これにきちんと応えるには、先述のように、
フルHD200万画素以上が必要になります。

これに対し、SL3117DVRは、
フルHD300万画素ありますから合格です。

 

夜間をできるだけクリアに録画するには、
明るいレンズも欲しいですね。

F2.0よりF値が小さいことが望まれますが、
本機はF1.84なのでこれもOKですよね。

 

またLED信号の消滅を防ぐための、
録画フレームレート数(録画コマ数)も大事です。

30fpsであれば大丈夫ですが、本機は
より理想に近い27.5fpsとなっています。

 

そして格安モデルで特に気になるのが、
動作可能温度範囲。

高低にできるだけ広い方が良いのですが、
本機は-20℃~+70℃と、
スペック上ではかなり広いです。

 

機能に関しては、Gセンサーが当前のようにあり、
格安モデルでは省かれやすいGPSも搭載。

それから、私は必需ではないと思っていた
駐車監視機能も簡易型ながら付いていますね。

 

本機の場合、他機と違って電源を
本体内蔵のバッテリーから取る構造です。

駐車中に車体に衝撃があるとGセンサーが働いて、
40秒間イベント録画されるのです。

 

仮にこのイベント録画が1日1回行われるとして、
そのまま5日間動作するとのことですから、
大容量のバッテリーが内蔵されているのでしょう。

駐車後15秒以内に降車すれば、
センサーが反応しないタイマーもあるので、
誤作動する心配はありません。

 

その他、2種類の運転支援機能を搭載するし、
電源も12Vだけでなく24Vにも対応しますから、
大型トラックにも使えますね。

有難いのは格安でありながら、
16GBのSDカードが付属していること。

 

本体を車に装着してしまえば、
すぐに使用可能となる訳です。

では、肝心の画質はどんなものでしょうか。

 

メーカー提供の動画で
見てみることにしましょう。

 

300万画素と言う割には、
少し荒い感じの映像ですね。

でも、文字など細かい部分の読み取りには、
十分実用性があるようです。

 

夜間は特別に明るい印象はありませんが、
周囲に少しでも照明があれば
暗い感じには映らない感じです。

 

次に、すでに使っているユーザーの皆さんは、
どんな感想を持っているのでしょうか?

レビューを参考に、
使い心地などを把握してみたいと思います。

 

そしてあとで、
SL3117DVRの評価をしてみます。

 

SOLING SL3117DVRのユーザーレビュー

 

★「コストパフォーマンスが非常に高いと思う。いざという時も、これなら大丈夫かなと思う。とりあえず1カメだけで良い、複数台クルマがあり、そこまでドラレコにお金をかけられない、という方にはとても良い商品だと思う。」

★「国内メーカーのものが良かったが、値段が安価なのと、バックアップしてくれる企業が日本企業なのと、300万画素が決め手。最初の印象は、思っていたより手のひらより小さい。グローブボックスを外して、配線取り回しも取り付けも超簡単。固定も3M社の強力両面テープが付いていて、がっちり固定。ただGPSからの配線が10㎝くらいしかないのだが、途中に電磁波防御の磁石みたいなものが付いていて、それを取り付けステーから直接本体に付けるのだが、これが不細工。。。実際に動き出したら結構喋っていて “前の車が発進しました” とか、安全機能も付いている。あとは駐車監視機能も付いていいるので、いたずらが多い我が家エリアには最適。」

★「値段の割に確実に動作している。画質良い。設定を確認していないが、正常動作で前の車が発進しました案内は、タイミングが少し早い気がする。気に入らないことは、画面が暗い!昼間操作したいとき、とても暗い。商品説明してあるが、駐車監視はことが起こってからなので、その少し前がわからない。」

★「中華製品だが、デンソーテン販売ということで、ネームバリューに期待してこちらの商品に決めた。取り付けブラケットにGPSが搭載されているが、そこから出ている本体への接続配線が配線の長さや端子の向きのおかげで、接続がめちゃくちゃ窮屈だ。GPS搭載だが、受信感度には個体差があるようだ。一度掴んでしまえば感度の安定度に差はあれど、受信はするようになる。駐車監視モードは、本体内蔵電池が満充電で数日行けるようなので、まあまあ使えそうだ。GPS・Gセンサー・運転監視モード等搭載と多機能で、しかも16GBのSDカードも付属していてこの価格は破格だと思う。」

 

SOLING SL3117DVRの評価

 

格安ドライブレコーダーを購入する決め手は、
安くても最低必要な品質や機能を備えているか、
と言う事だと思います。

 

先述のように、

・先行車のナンバーがきちんと読める画質を有するか

・夏場の高温にも耐えることができるか

・LED信号機の色の消滅はないか

・Gセンサーは搭載されているか

と言うことですね。

 

SL3117DVRの場合、フルHD300万画素の
センサーを搭載しています。

ですが、フルHD200万画素の上級機と比較して、
画質は荒く、少しエッジを強調して
解像度を高く見せているような画質です。

 

それでも、肝心の細部の文字や数字は
ちゃんと認識できるので、
実用性は十分にあると言えるでしょう。

色そのものは強調している感じはなく、
ごく自然に見えて良いと思います。

夜間も比較的明るく、
露出も安定していますね。

 

また、本格的な駐車監視機能はないのですが、
内蔵バッテリーを使った簡易的な機能が付いていて、
これは結構使えるのではないでしょうか。

安いのに、16GBのカードが付属しているのも、
大いに評価できるでしょう。

 

マニュアルも日本で作成されているようで、
分かりやすく編集されており、
変な日本語の言い回しもありません。

 

液晶モニターが暗いようで、昼間に
設定がやりづらいのは少し残念です。

ただ、上級機でもモニターが暗いものはあるし
常に見るものでもないので、
大きな欠点とは言えないのではと思います。

 

GPSの感度も今一つのようですが、
これも完璧でないと不便と言う訳でもないので、
それほど気にすることはないでしょう。

 

むしろ気になるのは、
夏場での耐熱性と耐久性と言う、
品質に関わることの方ですね。

とは言うものの、
こればかりは長期間使用してみないと
確実なことは言えません。

 

しかし、販売窓口をデンソー系列の
デンソーソリューションが行っているので、
アフターフォローの信頼性は高いでしょう。

 

何よりも格安なので、いつも綺麗に記録できれば
それで良しと言うユーザーなら、おすすめです。

 

会社など車を複数台所有していて、
少しでも経費を抑えたい用途にも適した
ドライブレコーダーではないでしょうか。

 

※SL3117DVRはSL2118DVRに進化しました。▼

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