『ケンウッド DRV-MR745』口コミレビュー:DRV-MR740との違いはどこ?

 

煽り運転が問題になって人気が出た、
前後2カメラ式ドライブレコーダー。

前も後ろも映像が残せるのは、
非常に心強いですよね。

 

ところがフロント映像に比べ、
リア映像が暗いと悩んでいる人は
結構多いものです。

その原因は、多くの車のリアガラスが
スモーク仕様になっていること。

 

そこでこの問題をクリアにすべく、
後方を明るく録画できるモデル
少しずつ登場するようになりました。

 

「ケンウッド DRV-MR745」
もその1つ。

 

一見するとDRV-MR740
見分けの付かないDRV-MR745ですが、

リアの写り具合も含めて両機は
どのような違いがあるのでしょうか。

 

ユーザーの口コミやレビューを参考に、
DRV-MR745を評価してみましょう。




 

ケンウッド DRV-MR745の特徴とDRV-MR740との違い

 

MR745MR740は品番も似ていますが、
デザインと縦横の大きさもほぼ同じです。

違うのは厚みくらいで、
2㎜強MR745の方が厚くなっています。

 

両機とも前後カメラに
フルHD200万画素センサーを用いており、
画質そのものには違いがありません。

 

ただフロント側のレンズには相違があり、
明るさはどちらもF1.8と明るいながら、
画角にだけ違いがあるのです。

MR740は対角111°なのに対し、
MR745は同150°とかなり
広角寄りになっているんですね。

 

またリアカメラのレンズは
111°と画角は同じながら、

MR745はスモークガラス対応で、
より明るく写ります。

 

スモークガラス仕様車で使用しても、
ノンスモークガラスと

同程度の明るさで録画できる
「スモークシースルー機能」を搭載。

 

明るさは3段階にユーザーの手で、
変更可能になっています。

 

ではここで、メーカー提供の動画で、
スモークスルー機能の威力を
確かめていただきましょう。

 

この動画では同時に、MR745
フロントカメラの広角の違いを、

MR740など他のモデルと比較した
映像もあります。

 

なので、最後までご覧下さい。

言葉だけで説明するより、
映像で見た方がより
分かりやすいですからね。

 

その他の機能としてGPSを搭載、また
HDRや6種類の運転支援機能などもあり、
この辺りはMR740と全く同じ内容です。

 

あとほかに違うところとして、
付属するSDカードの容量が違います。

MR740には16GBのものが付いていますが、
MR745は倍の32GBのカードになります。

 

ドラレコ用のカードは高価なので、
より容量の高いカードが付くことは
非常に違いを感じるものです。

 

では動画をもう1つ。

今度は、あるユーザーによる録画映像で、
MR745の画質を確かめてみて下さい。


協力 yatchimattaTVさん

 

以前から画質には定評ある
ケンウッドの製品だけに、

200万画素機として十分解像度の高い
映像を呈しています。

 

続いて
ユーザーの皆さんの口コミレビューで、

実際の画質や使い勝手などに付いて、
感想を述べていただきましょう。

 

その後で私が、
MR745の評価をしてまとめます。

 

ケンウッド DRV-MR745のユーザー 口コミレビュー

 

★「愛車がリアスモークガラスのため指名買いした。トヨタ純正状態でも薄いスモークがかかっていたが、更にその上純正オプションのIR赤外線カットフィルムを貼ったため、結構なスモークガラスになっている。車外からはリアカメラの存在はほぼ分からない。それぐらいの濃いスモークだが、全く問題なく撮れていた。ただ1つ不満を挙げるとすれば、リアのケーブル端子がストレートタイプなので、ルームミラーにケーブルが写り込んで目障りだ。」

★「中華製に失敗し、日本のメーカー製を再購入。生産は中国だったが全く問題ない。ノイズ対策もしてあり、カーナビの地デジ・GPSは影響がない。画質はフロント・リアともに、夜でもナンバープレートが確認でき高画質だ。多少値段はするが安心して使用できる。」

★「他社製フロントカメラから交換。リアカメラまで取り回すのが面倒だったため、業者に依頼して2万円で取り付けて貰った。なおディーラーに見積もりを出したら10万円と無茶苦茶高かった・・・。製品について・・・唯一の不満点として、1ヶ月に1回microSDカードのフォーマットを『手動』で行わないと、リアカメラの録画にノイズが入る点。ルームミラーの陰に設置していたせいで、ノイズが出ていることに気が付くのが遅れた。ご注意を。」

★「モバイルバッテリーに充電しながら、同時にドライブレコーダーなどの機器への給電が行えるパススルー対応機器なので、車のバッテリーに心配の必要がないメリットがあり、エンジンを止めてもそのまま駐車監視へ移行できる。不満なことはタッチパネルではないので、本体を持って脱落に気を付けながらボタンを押さえなくてはならないこと。」

 

ケンウッド DRV-MR745の評価

 

前後2カメラ式ドラレコとして、
オーソドックスなDRV-MR745ですが、

リアカメラのスモークシースルー機能は、
なかなか秀でた機能だと思います。

 

リアガラスがスモーク仕様でも、
たいていのカメラの映像は、さほど
影響なく明るく写るものです。

しかし夜間になると、どうしても
暗い感じに写るものが多いですね。

 

露出補正付きのモデルなら、
ある程度明るさを保てますが、

それができない機種なら
正直苦しいものになります。

本機はその心配がないので、
安心して夜間映像録画に臨めるのです。

 

先程のサンプル動画を見て分かりますが、
夜間はフロントカメラより、むしろ
リアカメラの方が明るいくらいです。

 

フロントカメラの画角は
他社モデルと比較して、
特別広いとまでは言えません。

でも従来のケンウッドの製品と比べれば、
明らかに広いのは間違いありません。

 

それから付属SDカードが32GBな点も、
十分実用的な配慮でしょう。

容量がMR740の16GBから、
2倍になったことは大きな進歩です。

 

以前のケンウッドの製品は8GBが多く、
実用性に欠けていると思いましたが、
ようやくまともなメーカーになりました。

コントラストが高くクリアな画質は、
ドラレコを実用品として見る限り、
不満はありません。

 

実質MR745はMR740の新型と言って良く、
全体的に欠点が少ない
製品と評価できると思います。

 

あえてデメリットを挙げるのなら、
価格がやや高いことですね。

なので、初心者よりも上級者向きの
ドラレコと言っても良いでしょう。

 

DRV-MR745は優れたドラレコですが、
かと言ってDRV-MR740が必ずしも
ダメな製品と言う訳ではありません。

 

MR745が本当は欲しいのだけど、
予算がちょっと足りないと思ったら、

MR740を選んでも十分に
満足できるものと言えるでしょう。

 

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