『中古のドライブレコーダー』は後悔するかも?なので買うのはオススメできません!

 

一口にドライブレコーダーと言っても、色んな型式・色んなデザインありと、数多くの機種が存在します。

それに加え安いものから高いものまで、モデルはピンからキリまでありますから、これから購入を計画している人は悩んでしまうこともあるでしょう。

 

しかも高性能なモデルを、できるだけ安く手に入れたいとの思いから、新品ではなく中古を狙っている人も多いかも知れません。

ですが、私は中古のドライブレコーダー購入は後悔しやすいので避けた方が良い、と言う考えを持っています。

そのひとつの理由は、ドラレコは過酷な環境下で使用されることが多く、消耗も激しいので、取り付け後の故障リスクが高いからなんです。

 

 

手間を掛けて取り付けたのに、いくら中古とは言え、短い時間で使えなくなってしまったのでは、らちが明かないんではないでしょうか?

そこで今回は、中古ドライブレコーダーの購入をオススメしない理由を、少し深掘りしながら話を進めて行こうと思います。




 

ドラレコの中古モデルはどうやって手に入れる?

 

 

中古のドライブレコーダーは、一般の電器量販店等で手に入りますが、ネット通販で購入するパターンが多いですね。

業者が販売するものなら、アマゾンや楽天なんかでも購入できますし、個人売買ならヤフオクやメルカリを利用するのが人気です。

 

 

ドラレコと言うものは、買ってすぐに使用できるものではなく、必ず取り付け作業を介さないといけません。

新品時の取り付け作業は、業者やユーザー自身が行いますが、不要になって取り外す時はほとんどユーザーが行うことでしょう。

 

なので、取り外しは機器に何らかのキズが付きやすいし、取り付けに使用した両面テープはもう使えません。

予備テープが付属しているモデル以外は、自分で別途用意することになります。

 

また手に入れた商品は中古ゆえ、不具合があっても初期不良のみ返品等の対応だけで、メーカー保証はないと思った方が良いです。

業者によってはジャンク品でないなら、90日間の保証を付けているところもありますね。

いずれにしろ1度でも取り付けたドラレコは、新しいモデルであっても、それなりの使用感が発生していると言う覚悟が必要です。

 

 

中古で手に入れたユーザーの多くは、取り付けを自らの手で行うと思いますが、これを業者に託したとしたら、やっぱり新品と同じ料金を請求されます。

これをちゃんと理解していないと、せっかく安く本体を手に入れたとしても、取り付けに購入金額の2~3倍の金額が必要なことに注意しましょう。

 

中古で一番嫌な思いをするのは、取り付け前の動作確認で何ともなかったのに、取り付けたら作動しなかった場合です。

この場合は多くの場合、初期不良でも受け付けてもらえないのがほとんどなので、まさにハズレくじを引いた気分になってしまうでしょうね。

 

ハズレを引いてしまったとしても、そのままにしておくことはできないでしょうから、また苦労して取り外し作業するのが大変。

1カメラ式モデルならまだしも、2カメラモデルだったらケーブルが長いだけに、気が重くなってしまうのは必至でしょう。

これが新品なら、販売業者やメーカーのサポートが受けられるので、その点非常に安心ですね。

 

そもそもなぜ中古のドラレコが多く出回っているのか?

確かにドライブレコーダーは、必ずしも新品を購入しなくても、最新型にこだわらなければ、いくらでも程度の良さそうな中古モデルが見つかります。

それほどドラレコの中古モデルが、世に出回っているのです。

 

ではなぜ中古のドライブレコーダーは、あちこちで売られているのでしょうか?

それは1つの背景として、ドラレコそのものがまだ製品として完全ではなく、過度期にあるからでは?と私は考えます。

 

ドラレコは2006年頃から生産が始まったもので、非常に歴史の浅いカーアクセサリー。

カーナビやレーダー探知機より、ずっと後に開発されたものなんです。

なので、スタンドアローン一体型ばかりでなく、ミラー型や360度型など多種に及んで開発されつつあるし、しかも短期間で新型にモデルチェンジされています。

最新型モデルを買ったのに、数ヶ月も経つとより魅力的なモデルが登場して、そちらへユーザーの目が行ってしまうことが続いているのです。

 

そして、ユーザーの買い替えがどんどん進んだことで、中古品が増えて行きました。

車好きな人なら、新しい車が登場するとすぐそちらに注目しますが、やはり新しいドラレコが販売されても、つい飛び付いてしまうんですね。

 

 

で、使わなくなったドラレコを、ヤフオクやメルカリで売ってしまうのでしょう。

これらがいくつも繰り返されることで、安く手に入るのなら新品じゃなくても構わない人もいて、そして中古品に食指を動かすと言う訳です。

 

中古ドラレコはリスクが高く手を出すと後悔するかも?

 

 

ドライブレコーダーの中古モデルには、新品にはないリスクがあることを、覚悟しないといけません。

既述のように例え高年式モデルでも、1度取り付け取り外しを行っている以上、ある程度キズが付いていたりして、使用感を感じることが多いです。

 

新品時に貼ってあった、モニターやレンズの保護フィルムは剥がされており、手アカやスレがあったりすることが考えられます。

アタッチメントの両面テープも、自分で別途用意しないといけません。

これが嫌なら、せめて中古とうたわれていても、未使用品を選ぶべきです。

それからSDカードが付属している機種でも、まともに録画できるかどうかは未知数と言えます。

SDカードは消耗品であり、見かけはキレイでも寿命が近づいていて、すぐに録画不能に陥る場合があるんです。

ドラレコ用のカードはデジカメ用と比較すると、耐候性の高いものを使うので、後から購入するとなると、結構な出費を強いられます。

それと、前ユーザーが過酷な環境にさらした商品だったら、内部のチップが傷んでいる可能性もあるでしょう。

長期に渡りドラレコを直射日光に当てていたものだったら、痛みが進んでいるかも知れませんよ。

 

特に、内蔵のリチウムバッテリーが弱くなっている場合があり、もしそうだとしたら、事故時に電源が断たれた時の録画ができないこともあるんです。

修理に出してバッテリーを交換するのは可能でも、恐らく、本体購入価格を上回る料金を請求されるのではないでしょうか。

 

だとしたら、中古で安く手に入れた意味がなくなってしまいます。

そうやって考えると、ドラレコをあえて中古で買うのはリスクが高いので、止めておいた方が後悔しないと思うんですね。

 

まとめ(結論)

 

 

以上のように私の考えでは、趣味で機械いじりするなど特別な用途以外、中古ドラレコを買うことはオススメできません。

いくら中古でもすぐに壊れてしまうのでは、ガッカリ気が抜けてしまいますからね。

 

ではできるだけドラレコを安く購入するには、どうしたら良いのでしょうか?

それはなるべく最新機種を選ばず、新品の型落ちモデルを狙うことです。

またできるなら、有名なメーカー製品を選ぶと良いですね。

あまり予算がないからと、無名メーカーの格安品を購入するのも避けた方が無難。

 

日本製センサー採用のフルHD高画質を明記していても、実はまがい品で画質が悪く、しばらくしたら電源が入らなくなるモデルもあるんです。

これは以前、このブログの記事『ドライブレコーダーの選び方』でも書いています。

 

まあ比較的安くても、有名な日本メーカー製モデルなら、まず大丈夫だと思って下さい。

日本メーカーみたいな社名でも、実は全くの海外メーカーだった場合もあり、これも妙に安い価格で販売していたら、手を出さない方が良いでしょうね。

 

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