『アサヒリサーチ Driveman BS-8a』レビュー評価:バイク用ドライブレコーダー は防水が決め手

近年、自動車用にドラレコが普及しつつありますが、
にわかにバイク用も注目されるようになりました。

バイクは交通事故によるリスクが自動車より大きく、
それこそドライブレコーダーが必需品と言えますね。

 

しかし、屋根のないバイクには、車用のドラレコとは
また違った仕様にしなければなりません。

今回は、バイクにはどんな仕様のドラレコが必要なのか、
また、バイクに相応しいモデルはどれか検証します。




 

自動車用とは違うバイク用ドラレコに何が必要か?

 

前述のように、バイクは自動車と違い屋根がないため、
ライダーの身体は外部にムキ出しのままです。

 

当然ながら、
ドライブレコーダーも外部にさらされるため、
あらゆる天候に耐えるボディでないといけません。

特に、雨やホコリに強い設計でないと、
たちまち故障してしまいます。

 

それと自動車用のように、簡単に
電源を取ることが難しい点も秘めています。

ヘルメットに装着するとしたら、できるだけ
軽量でかさばらないことも条件です。

 

そのため、ドラレコ代わりにヘルメットカメラ、
いわゆるアクションカムを使うライダーが多いのも事実。

しかし、アクションカムではバッテリーが小さいため、
長時間の撮影が困難(せいぜい2時間)と言う欠点があります。

 

モバイルバッテリーで給電しながら撮影する方法もありますが、
晴れた日ならともかく、雨降りだと内部が浸水してしまいます。

小型で軽量・水やホコリに強い・単体で長時間撮影ができる、
こんな条件を満たすことがバイク用に求められるのです。

 

最近見かけるドラレコを装備した白バイ

 

あなたも、街を疾走する白バイを
見かけたことがあるでしょう。

その白バイ隊員のヘルメット横やバイクのボディ横に、
何やら白いカメラのようなものを
装着している姿を見た覚えはないでしょうか?

 

実は、これがドラレコそのものなんですね。

パトロール中、違反車を見つけたらその車を特定すべく、
ずっと撮影し続ける用途に取り付けられているのです。

 

そのドラレコ、ボディを良く見ると「Driveman」と言う
文字が記されているのが確認できると思います。

このDrivemanこそアサヒリサーチが販売する
バイク用ドライブレコーダー、
「 BS-8警察仕様」と言う訳です。

 

白バイ隊で採用するため、このBS-8
厳しい条件を満たす設計がなされています。

1.フルHDの高解像度で、また全国のLED信号に対応

2.最大8時間の録画が可能な、大型のバッテリーを搭載

3.そのため電源ケーブルが不要で、本体の着脱が簡単

4.防塵/防水仕様で、あらゆる天候に耐える設計

 

そして、これらとほぼ同じ条件を満たした一般向けBS-8もあり、
これを改良したBS-8aを、私たちも手に入れることができます。

 

『アサヒリサーチ Driveman BS-8a』とは?

 

バイク用ドライブレコーダー「Driveman BS-8a」は、
BS-8とほぼ同じ仕様で、新たに本体内部と外気との温度や
湿度差によるレンズ内部の結露がないよう改良したモデル。

バイク用として、完成度を高めた
ドライブレコーダーですね。

 

では、実際の写り具合はどんなものでしょうか?

あるユーザーの動画で、
その画質を確かめてみましょう。

 協力 ハーレーエンジニアリングさん

 

次に、やはり使い心地も気になると思います。

他のユーザーのレビューもご覧になって、
動画も併せてBS-8aを評価してみましょう。

 

★「警視庁と提携していることと、ヘルメットマウント及びドライブレコーダーに特化していることから、ドライブマンを選択。マウントを介して磁石で接着させるタイプだが、強力なため叩きつける勢いじゃないと外れないと思う。雨天時の防水はゴムのふたが付いているので、きちんと閉じていれば問題なく使えるものと。映像の解像度はHDとフルHDを選べるが、自分が見た感じではどちらが優れているのか分からないが、昼間ならどちらも大丈夫だ。夜間は、前車のナンバーは、近距離停車中なら見れないことはない。」

★「録画重視とすれば、画質は星5つを付けても良いレベル。だが走行時の風霧音がゴワゴワ・ボーボーうるさ過ぎる。別売りのウインドジャマーを取り付けないとダメなのが、唯一の欠点と言えると思う。個人的には合格点を与えられるレベルだ。」

★「実際に撮った映像を確認したが、フルHDなので映像がとても鮮明。バッテリーの持ちと持ち運びの良さも満点。固定のマグネットはとても強力なので、高速道で外れる心配はない。簡単に取り外しができるので、盗難対策もバッチリ。」

 

動画をご覧の通りまずまずの高画質で、
映像的には問題はないと言えます。

ただ、バイクは振動が大きいことで映像にもその影響があり、
できれば手ぶれ補正機能が搭載されていると良いですね。

 

それと走行中の風切り音が大きいので、ぜひ
オプションの「ウインドジャマー」を装着すべきです。

 

ブラケットを介しての本体着脱は、
マグネット式なので簡単で便利。

走行中の脱落を考慮したのか、
強力なのは良いことでしょう。

 

しかし取り外す時、両面テープで固定したブラケットが
ヘルメットからずれると言う意見もあるので、
もう少し磁石を弱くしても良いかも知れません。

 

見た目はアクションカムそのもので、
一瞬見間違えそうですが、バッテリーがはるかに強力で
8時間ほど駆動が可能なのが、本機の大きな魅力ですね。

1回の充電で、ほぼ1日中
録画することができるでしょう。

 

また、防塵と防水に対しては各IPX5とIPX6をクリア、
アクションカムと同様ホコリや雨に強いのも決め手です。

旧型ではレンズが結露しやすかった点も、この新型では
改良されたことで魅力アップするに違いありません。

 

それなりに不満もありますが、
バイク用のドラレコで完璧を求めるのは困難だとすれば、
実用性では合格点を与えられる機種だと思います。

十分に購入をおすすめできる製品と、
断言して良いのではないでしょうか。

 

※Driveman BS-8aはDriveman BS-9bへ進化しました ▼

 

 

自動車の空気入れPANP(広告)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


*


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください