『パナソニック CA-XDR72GD』レビュー:駐車監視がない? 評価困難!?

パナソニックのドライブレコーダーと聞くと地味な存在で、
あまりピンと来ない方もいることでしょう。

カーナビやカーAVの大手メーカーでもありながら、
ドラレコに関しては機種も少なく、
他の日本メーカーと比べ人気がないのも確かです。

 

でも、パナソニックは品質の良い商品を数多く生産しており、
信頼のおけるメーカーであることは間違いありません。

そこで今回は、同社の主力モデルである一体型モデル
「CA-XDR72GD」をピックアップ、
中身を検証して評価してみようと思います。




 

パナソニック CA-XDR72GDの特徴

まずこのドラレコは、フルHD400万画素センサーを採用して
高画質を売りにしています。

 

また視野の広い155度の超広角レンズを用いて、
正面はもちろん、左右隅々まで
タップリ写し込むことができるんです。

通常ドラレコの画角は、
120度~130度くらいが一般的ですから、
視野はかなり広い方と言えるでしょう。

 

GPSGセンサーもあり、そして明暗差の大きいトンネルの出口でも
安定した露出が得られるよう、WDRHDRの両方を備えています。

西日本のLED信号が消滅しないとか、地デジにノイズが入らないなど、
基本的な部分を決して怠らないのはパナソニックらしいと思いますね。

 

さらに運転支援機能も付いており、
車線逸脱警告・前方衝突警告・ドライバー疲労警告・制限速度警告の、
4つの警告でドライバーを支援してくれます。

そのほかには録画フレームレートを切り替えられるようになっていて、
27.5fps・30fps・55fps・60fpsのコマ数を選ぶことができます。

地域によって変わるLED信号の周波数を合わせたり、
速い動きをより滑らかな映像で記録できるのですが、
これが全て1080pのフルHDで可能。

 

と、まぁ、特別な飛び道具的な機能は持っていないものの、
基本を抑えて手堅くまとめたモデルになっています。

 

ところで最近のドラレコには必ずあると言って良い、
駐車監視機能に関しての情報が見つかりません。

メーカーホームページの商品概要や取説を見ても、
駐車時に活躍する機能の記述が見当たらないのです。

 

と思ったら、目立たぬところに申し訳ない感じで、
ポツリと書いてあるのを発見!

オプション扱いですが、一応
用意されているのが分かりました。

 

ではここで、メーカーが提供している動画(削除)で、改めて
商品概要と映像の画質の程を確かめてみることにしましょう。

 

その後、ユーザーの皆さんのレビューのレビューで、
CA-XDR72GDを検証・評価してみることにします。

 

パナソニック CA-XDR72GDのユーザーレビュー

 

★「画質が良く、前の車のナンバープレートも信号機の色もきれいに映る。夜間でもかなり綺麗に撮影できる。GPSとの連携で、日付・時間がほぼ設定なしで正確に表示される。個人的にはとても気に入っている。」

★「形状は正方形で、ドラレコとしては小ぶり。無駄がなく、扱いやすい合理的なデザイン。本機下面のボタンを押して操作を行うが、ボタンの反応が良く快適な操作ができる。本機による映像は、専用のソフトで見る際はチラチラしたりモアレが多くてガッカリしたが、Windowsメディアプレーヤーで見た際にはそれらのノイズもなく、かなりきれいに見えた。大満足。取説には使えるSDカードは32GBまでと書いてあるが、私は実際には128GBのものを使用中。」

★「皆さんのように、画質が良くて標識やナンバーまで読み取れるなんてことはなく、1080pの60fpsにしても近づいて停止してようやく読み取れるレベルで、走行中には何も読み取れないしボタンのレスポンスも悪い。皆さんのような画質でないと考えると、ハズレ個体と言えるのだろうか。2万円近く出してこれは残念だ。」

★「パソコンで拡大動画にしても申し分ない。PR映像には嘘はなかった。難を言えば、画面がもう少し大きいサイズだと良いと思う。」

 

パナソニック CA-XDR72GDの評価

CA-XDR72GDは他社のモデルと比べると、
特別魅力的に見える部分がありません。

強いて魅力を引っ張り出すと、レンズがかなり広角で
他機より左右の守備範囲が広いことと、
400万画素センサーで昼夜問わず画質が良いことでしょう。

 

レビューの中で、専用のソフトで見るとチラツキやモアレがあるのに、
Windowsで標準で付いているメディアプレーヤーではキレイと言うのは、
事実だと思います。

これは私も、他機で専用ソフトで再生して、
ギラギラする映像を何度か確認していますからね。

なぜ専用ソフトだとギラつくのか全くもって不明ですが、
メディアプレーヤーで再生した時の画質が本来の画質だと
判断すると良いでしょう。

 

駐車監視機能に付いてですが、
2017年にこのドラレコが発売になった直後の時点では、
機能そのものががあるのか全く不明でした。

その後、専用の駐車録画用ケーブルが発売になり、
現在はホームページでも紹介され
機能があることが確認することができます。

動画検知機能で録画が始まり、
1回当たり30秒間記録されるものです。

 

ただ現在も、パナソニックはこの機能を大きく取り上げておらず、
あまり関心がなさそうな感じが見受けられますね。

 

それよりも、しっかりとLED信号の色が写ること、
地デジのノイズ対策がしっかりなされていること。

それから、低温から高温まで(-10度~70度)
温度変化にも動作可能なことの方を強調しています。

 

ユーザーの目を奪いそうな機能に力を入れるよりも、
過酷な環境下でも確実に使えることを重視するのを、
パナソニックは思想としているのでしょう。

 

製品全体のイメージは冒頭に述べたように、
真面目で遊び心の少ないアイテムと言えるかも知れません。

ですが、とにかくへこたれない、実用性を第一に求めるユーザーに
おすすめできるモデルに仕上がっているのは間違いないでしょうね。

 

それを裏付けるように、CA-XDR72GD
価格が少し高めに設定されています。

 

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