『PAPAGO! GoSafe 130V2』レビュー:リア用にも活躍するドラレコ!旧GoSafe 130との違いは?

 

PAPAGO!のエントリーモデルで、
ベストセラーになっているのがGoSafe 130

価格が安いだけでなくコンパクトで使いやすく、
何よりも画質が良いのが魅力です。

 

このGoSafe 130がこのほど新しくなって、
「GoSafe 130V2」に生まれ変わりました。

 

今回はV2となった130がどのように変わったのか、
レビュー評価してみたいと思います。




 

PAPAGO! GoSafe 130V2とGoSafe 130の共通点

 

まずはGoSafe 130V2の商品概要を確認すべく、
イメージ映像をご覧いただきましょう。

 

GoSafe 130V2とGoSafe 130は、
ボディデザインを含め、
基本的な仕様に変化はありません。

 

他機より少し高画素の、
フルHD300万画素センサーを搭載し、
前車のナンバーもクリアに映し出します。

HDR機能により、
トンネル出口での露出の乱れを素早く整え、
白飛びや黒つぶれを少なくしています。

 

実際にメーカー提供の動画で、
画質のほどを確認することができます。

 

使用しているレンズは、
このクラスに多いプラスチック製ではなく、
ちゃんとガラス製を採用。

ガラスは熱に強く、
変形したりかすんでしまう現象が少ないので、
いつでも高画質な映像を記録可能なんです。

 

特に夏の暑い車内で直射日光が当たると、
レンズにも負担が掛かるので、

ガラスレンズを使っているかどうかが、
ドラレコを選ぶ上で重要になるんですね。

 

そしてできるだけ広角で、
周囲の様子が写せることも必要です。

両機とも140度の超広角レンズですから、
5ナンバーの車幅なら、
十分に左端から右端まで写せます。

 

また録った映像の明るさは、
使うセンサーの性能によっても違いますが、
まずはレンズのF値で変わって来ます。

どちらもF2.0の明るいレンズを使っていることが、
センサーの持ち味を生かせることに
つながっているとも言えるでしょう。

 

それから特徴的な機能で、
数種の運転支援機能を搭載しています。

Gセンサーや、動体検知して
録画を開始する駐車監視機能も搭載。

ただしGPSは付いていません。

 

全体的に取説を見なくても良いほど操作は容易で、
ドラレコ初心者でも戸惑うことは少ないです。

 

PAPAGO! GoSafe 130V2とGoSafe 130の違い

 

今度は130V2130との違いに触れ、
V2がどのように進化したか、
内容を探ってみることにしましょう。

 

違いのポイントは主に3つ。

 

その1つは付属するSDカードの容量が、
16GBから32GBにアップしたことです。

この変更は、ハッキリ言ってとても大きい。

 

容量が2倍になれば録画時間も2倍に増える訳で、
上書き回数が減ることから、
その分カードの負担も軽くなります。

カードの寿命が延びる可能性も高まるのです。

 

またドラレコに付属するSDカードは、
メーカー推奨するものなので動作が確実。

デジカメに使われるものと比べ、
耐久性の高いclass10と
同等のものが添えられています。

 

カードを買った経験のある方なら分かるでしょうが、
いわゆる “ドラレコ用SDカード” って、
あなたが思った以上に値段が高いんです。

ですから、エントリークラスのドラレコに、
32GBのカードが付属することは、
大変注目するべき要素と言えるでしょう。

 

違いのポイント2つ目。

 

GoSafe 130V2の運転支援機能の1つに、
道路上の速度標識を読み取って、
画像と音で知らせるものがあります。

その中で読み取る最低速度は、
“ゾーン30区域” の時速30kmです。

 

ただ地区によっては30kmではなく、
20kmのところもあるので、
V2ではこれに対応できるようになりました。

この道路は最高時速が30kmかと思ったら、
実は20kmだったと言う、
認識違いを防げる訳ですね。

 

そして、違いの3つ目のポイント。

 

それは、中身の部品の
耐久性などが強化されたことです。

 

例えばドライブレコーダーで重要なのが、
耐温度性能です。

車は建造物のように、
断熱材など使用していません。

 

駐車中の車内は夏場はとても暑く
50℃を超えることもあり、逆に冬の厳寒期では、
車体を洗うセーム皮が凍ることもあるんです。

そんな環境にさらされているドラレコが、
いかに耐えて作動できるかと言うのも、
大切な要素ですよね。

 

GoSafe 130V2の場合、
車内に保管できる耐温度は-20℃~80℃。

そして、動作温度は0℃~65℃と、
かなり厳しい環境に耐えることが
スペック表に公称されています。

 

他の箇所の部品も同じです。

耐久性が高くなれば故障も少なく、製品の
寿命が長くなることにつながります。

 

特に液晶モニターなどは、
ドラレコの部品でも耐久性は低い方ですから、
これが高くなったとすれば頼もしいですよね。

 

さらにもう1つ、非常に
役に立つ付属品が増えました。

それは、ドラレコ搭載をアピールする
警告ステッカー。

 

私も同じものを実際に使っていますが、
夜間のライトにも反射して、
煽り抑制効果も高い感じです。

 

サイズも大きすぎることがないので、
気恥ずかしさは少ないですね。

表面はしっかりPVCコートされており、
耐久性も高いのではないかと思います。

 

以上、一見地味とも思える改良を施したV2ですが、
ドライブレコーダーとして最低必要なツボを、
上手く捉えた仕様になっていると言えるでしょう。

 

PAPAGO! GoSafe130 V2は、初心者ユーザーやリアドラレコにおすすめ

 

本機は1万円そこそこの価格で販売されており、
Wi-Fiのような高度な機能は省かれています。

GPSもなく走行時の正確な時刻や速度、
どこを走っていたのか、
軌跡を表示することもできません。

 

1カメラ仕様なので、
リアカメラの追加も不可能。

 

ただ駐車監視機能はあり、
オプションの直結電源コードを使えば、

動体検知やタイムラプスで
監視録画することが可能です。

 

小型でシンプル、
取り扱いの容易さがモットーの
ドライブレコーダー。

 

万が一の交通事故に備え、
保険として証拠映像が残せればそれで十分

と考えるユーザーや、メカに弱い
ドラレコ初心者におすすめのモデルです。

 

また小型軽量であることを生かして、
リアにもソケットがある車種なら、
リア用として利用するのも有効でしょう。

 

「リアガラスがスモーク仕様車だと、
写りが暗くなるのでは?」と、
心配する向きもあるかも知れません。

 

しかし先述のように、
F2.0の明るいレンズと高性能センサーで、
気にならない程明るい映像が得られます。

価格を抑えながらも、実用性の高い
“実質剛健なドラレコ” と言えるでしょう。

 

※GoSafe 130V2は、GoSafe 130Plusに進化しました ▼

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