ドライブレコーダーは機能や性能の違いで、
ピンキリまで色んなモデルがありますが、
何を最優先にするかで選択肢も変わります。
その中で品質に一番こだわるのなら、やはり
日本製を選ぶのが無難だと言えるでしょう。
「セルスター CS-91FH」
も、確かな性能と品質を重視して作った、
ドライブレコーダーと言えます。
今回はCS-91FHについて、
ユーザーレビューに基付きながら、
その完成度を評価してみたいと思います。
セルスター CS-91FHは、品質にこだわる日本製の自社工場一貫生産品
まずはこちらのメーカー提供の動画で、
CS-91FHの商品概要をご覧いただきましょう。
CS-91FHは、
近頃の煽り運転対策を施した設計で、
前後に現れる車両の姿をしっかり
記録する機能と性能にこだわっています。
明るい場面から暗い場面まで柔軟に記録する、
SONYの新しいセンサーSTARVIS IMX327を
初めてドライブレコーダーに採用。
可視光領域から赤外線領域まで、
広い領域を鮮明に記録できます。
IMX327は元々監視カメラの映像を
クリアに録画するために開発されたセンサーで、
これを本機の前後のカメラに採用しています。
セルスターでは、
ナイトビジョンVer.3と名付け、
それまでのナイトビジョンよりも、夜間
のノイズのない録画に成功しています。
リアカメラは、
スモークガラス越しでも明るく録画でき、
ガラスの濃さにより露出の調整も可能。
もちろん、前後カメラとも
フルHD200万画素仕様なので、
細かいナンバープレートの数字までも
読み取れるようになっているんです。
煽り運転対策に最適な機能としては、
後ろから接近する車をリアカメラが認識、
危険と判断するとイベント録画を開始。
ファイルを上書きしないようにして、
同時にユーザーに警告音で
煽り運転を知らせてくれますよ。
また本機は準天頂衛星みちびきの
「サブメーター級測位補強サービス」
に、業界で初めて対応しました。
みちびきと言うのは、
日本政府が飛ばした静止衛星です。
GPSを搭載したドラレコでは、
カーナビのように
自車の走行位置を測定します。
ただGPSも測定精度は完璧なものではなく、
ある程度の誤差が生じます。
その誤差をみちびきが補正して、
より精度の高い位置測定ができるんです。
みちびきは別名 “日本版GPS” と呼ばれ、
本機がこれを利用することで、
測定が不安定な地区でも
正確な位置表示が可能と言う訳です。
さらにこれに関連して、政府発令の
地震や津波情報などの災害情報も、
音と表示で受信することもできます。
自社工場で製品を一貫生産する、
セルスター工業のなせる技と言えますね。
ではすでに愛用中のユーザーの皆さんは、
どんな感想を持っているのでしょうか。
ネット上でレビューを集めましたので、
次の項でまとめてみましょう。
セルスター CS-91FHのユーザーレビュー
★「最初は別のメーカーの物で取り付けを考えていたが、生産終了のため急きょ他を探すことになり、ミラーレーダーがセルスターと決まっていたため、メーカーを合わせることにした。レーダーと連動することにより、映像などの連動ができ分かりやすくなる。どちらかというと配線を減らすために、電源をレーダーから取るため連動させた。新製品でカメラの精度は良くなり、夜や昼などの白飛び・黒つぶれを抑えることができる。煽り運転も対応した設計もされているので安心だ。」
★「タッチパネルでの操作なので、直感的に解りやすい。画質は文句のつけようが無いくらい高画質だと思う。田舎なので夜道は暗い場所が多いが、明るく撮影ができている。家内用の車に、新たに免許を取得する子供も乗ることになった為に検討した。360度のドライブレコーダーも検討したが、想像より画質が良くなかった為に前後2カメラに。お店の方と相談し、前後STARVISかつ前後HDRが搭載され、駐車監視機能も充実している事でこの機種に決めた。」
★「起動時やアクションの際に、お知らせを声でアナウンスしてくれるが、音質が悪すぎて何を言っているのか分からない。ビットレートが低いのか?スピーカーが悪いのか・・・。ファイルの問題ならversionアップで改善願う。」
★「前面用カメラだが水平方向に画角が広いのはいいが、垂直方向も画角が広くセダンの車では、水平よりも10度余り上向きにしないとボンネットで画面がカットされ、ボディカラーがホワイトなので、太陽の角度ではボンネットが白く輝き、前方の映像が暗く感じる。又補助用のカメラは、リアスクリーンの関係で中心には取り付けられないので、端の方に取り付けるとカメラ取付用台座の角度が水平方向では思う方向まで向けることが出来ず、画面が中心部よりかなり偏って取り付けなければならなかった。取付け台はもう少し自由度が必要だ。その他の機能や操作方法などは、ほぼ満足している。」
セルスター CS-91FHの評価
これまでのドライブレコーダーと違い、
CS-91FHは昼間はもちろん、特に夜間の
録画性能を高めたモデルだと思います。
IMX327と言う監視カメラ用に開発した、
高性能なSTARVISセンサーを
前後カメラともに採用。
ここに製造費用を費やしているところは、
同社の意地なのかも知れませんね。
恐らく日本のドラレコの中では、
写りでは最強のモデルではないでしょうか。
それから煽り運転対策として、
後方から追る車が車間を詰めて来たら、
自動的に録画データを別ファイルに
保存する機能も役立つでしょう。
STARVISセンサーが、しっかり
車種とナンバーを捉えてくれるハズです。
あと、準天頂衛星みちびきの、
「サブメーター級測位補強サービス」が
使えるのも本機のウリでしょう。
GPS機能にこだわるユーザーに取っては、
外せない特徴の1つとも言えますね。
ただ通常のGPSでも性能は十分に高いので、
普通のユーザーなら現状、
あまり気にすることはないと思います。
それよりも関心を持ってほしいのは、
容量の大きなSDカードが付属していたり、
フォーマットフリー仕様になっていること。
32GBと言う容量なら十分実用的で、
改めて買い足す必要はないでしょう。
フォーマットフリーだと、
カードのフォーマットと言う
面倒な作業から解放されます。
フォーマットは月に1~2回行う必要があり、
これが不要なのは非常に有難いですね。
またカードが消耗し交換が必要になった時、
モニターに交換を表示してくれる機能も便利。
さらに同社のレーダー探知機と連動し、
電源もこちらから取れるのも、
ケーブルが煩雑にならない点で評価できます。
アタッチメントも別にボールジョイントを付属、
本体をダッシュボードに設置できるのも、
セルスターの製品として見逃せません。
何よりも自社工場一貫生産で、
メイドインジャパンであることが、
ユーザーに取って安心度が高いと言えます。
本体価格はドライブレコーダーとして、
かなり高めだとは感じます。
とは言え、
安かろう悪かろうの製品では満足できない、
確かな品質を求めるユーザーの方に取って、
相応しい商品なのは間違いないでしょうね。
または
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