『車のステッカー(シール)の剥がし方』ガラスに貼ったドラレコステッカーはどうすれば良い?

 

後続車からの煽りを阻止するために、2カメラ式ドライブレコーダーの設置と、もう1つ “ドラレコ録画中ステッカー(シール)” の貼り付けが有効です。

しかし、車に貼ったステッカーは、数年も経てば変色したりして見栄えが悪くなるもの。

 

そんな場合、簡単に剥がすことができれば問題ないのですが、屋外用の耐候性の高いシールは、1度貼るとちょっとやそっとでは取れなくなります。

爪でこすっても、端っこが削り取れるだけです。

 

では、どうすれば車のステッカーを綺麗に剥がすことができるのでしょうか?

今回は、リアガラスの「車のドラレコ録画中ステッカー剥がし」に付いて、私が実際に行った方法を紹介しましょう。




 

年月が経過したドラレコステッカーを綺麗に剥がすには根気がいる

 

 

マイカーに “ドライブレコーダー搭載車” と印刷されたステッカーを貼り付けて、2年以上が経過。

表面にPVC加工された丈夫なアルミシールだったのですが、紫外線の強さは予想以上のものでした。

 

上の写真のように初めのうちは綺麗でしたが、今では冒頭のように表面がヒビ割れ色もハゲかけています。

みっともないので剥がすことを決心、その要領をネットで調べてみました。

 

以前にカーディーラーに勤めていた友人から、ヘアドライヤーを使って剥がせることを聞いていたので、おおよその方法を知ってはいました。

YouTubeなんかを見てみると、投稿者さんもヘアドライヤーを利用しています。

 

”ヘラで少し端を削り熱を当ててやると、シールが少し浮き上がります。

そして浮き上がったところを指でつまみ、ゆっくり剥がします。

すると、おー、結構簡単に剥がれて行くんですね。

剥がし終わった後にはガラスにノリが残っているので、シール剥がしスプレーと軟らかい布を使いノリを除去します。”

 

このように動画を見る限り、自分でもステッカー剥がしは容易にできそうです。

そこで私も、普段使っているドライヤーを延長コードでつないで電源を取り、そしてヘラ代わりのカッターナイフも用意しました。

シール剥がしスプレーは、ダイソーで購入した100均のものです。

 

 

ところが、実際にやってみるとYouTube動画のようにいかない・・・。(>_<)

カッター刃の背をガラスとステッカーの間に挿し込み、指でつまめるくらいに浮かすまでは良かったものの、その先が続きません。

シールが劣化しているため、すぐに切れてしまうのです。

 

 

熱で温めたシールの端を少しカッターで削って、切れないようにそ~っと指で引っ張りながら剥がす作業の繰り返しです。

結局、ステッカー1枚を完全に剥がすのに、15分ほど掛かってしまいました。

 

 

何とかステッカーは剥がれましたが、ガラスにノリがべっとり付いたままです。

これを今度は軟らかいタオルにシール剥がしを噴霧して、ガラスにこすり付けます。

そしてノリに弾力がついたことを確認したら、拭き取ります。

 

これがまた大変。

ノリが伸びるだけで、なかなかガラスから離れてくれないのです。

 

しかたがないので、ガラスを傷付けないようにカッターで削り取ります。

で、途中またシール剥がしを塗布して拭き取りの繰り返し。

 

なかなか動画のように作業ははかどりません。

動画でノリがスムーズに拭き取れたのは、恐らくステッカーを貼って、まだ日数が経っていなかったからなんでしょうね。

 

 

やっとガラス面が綺麗になりました。

ここまで約15分ほど掛かったので、シールを剥がす作業を足すと、合計30分くらい時間を要したことになります。

実に根気がいる作業でした。

 

ドラレコ用に限らず車のステッカーは古くなるほど剥がすのが大変

 

 

思った以上に手間が掛かったドラレコステッカー剥がしですが、無事に終了してホッとしました。

ところが綺麗に剥がすことができたことで、欲が出て来たんですね。

 

それは残されたカーディーラーのネームステッカーと、排出ガス・低燃費関連の2枚のシールの存在。

これらはドラレコステッカーよりもずっと古く、5年以上が経過しているので、もうボロボロでした。

なので、どうしてもそれが気になって、そのままにしておくことに我慢ができなくなったのです。

 

 

そんなことで思い切って、残り全て剥がすことを決意。

3日後の、風のない晴れた日に作業することにしました。

 

幸い、カーディーラーのステッカーはビニール系の材質だったので、ドライヤーの熱で割と簡単に剥がせたのですが、ただ、残りの2枚がクセモノ。

熱をどれだけ当ててもなかなか取れません。

この時は、やるんじゃなかったと後悔しきりでした。

 

しかし途中まで剥がしかけた以上、ここで終わってはみっともないまま。

意を決してドライヤーの熱をかけ続けながら、コツコツとカッターでシールを削り、2枚で30分以上を費やして何とか剥がし終えることに成功。

 

 

さて、ここからノリを除去する作業です。

カーディーラーののステッカーは、ノリの除去にあまり時間は不要でしたが、国土交通省が貼らせた2枚のステッカーは、シール剥がしをタップリ使っても取れません。

貼ってから長年を経過したことで、まるでノリとガラスが同化してしまったかのよう。

 

ここで、シール剥がしとタオルだけでは綺麗にならないと断念。

ドライヤーを利用してノリを熱しながら、カッターナイフで削り落とす作戦に変更です。

 

この時注意したのは、カッターの刃でガラスを傷付けないことです。

ガラスとは言え傷を付けるくらいなら、ステッカーを貼ったままにしておいた方がマシですからね。

 

大筋カッターでノリを除いたら、再びシール剥がしとタオルの出番となります。

そうやって根気強く、根気強く、ノリを除去したら最後に仕上げです。

 

自宅にはアルコール系のメタノールがあったので、タオルに含ませてガラス表面のゴミを取ります。

写真をご覧の通り、跡が残らないようにガラスを綺麗にすることができました。

 

 

3枚のステッカーを剥がす作業で、トータルで1時間以上費やしました。

この時は本当に疲れました。

 

車のドラレコステッカー剥がしの教訓

 

 

今回は、車のガラスに貼った “ドラレコ録画中ステッカー” の剥がし方に付いて、自分の体験談を記しました。

ヘアドライヤーとシール剥がしスプレーで、綺麗に剥がせるのは確かです。

 

しかしステッカーの状態によっては、YouTube動画のように簡単に行くとは限りません。

貼り付けてまだ間もないものなら、スムーズに剥がせるしノリも除去しやすいでしょう。

 

ですが、しっかり紫外線にさらされたステッカーは密着しているので、思うように剥がすには大変根気が必要なことが分かりました。

ちなみに使用するヘラですが、必ず金属製のものを使用して下さい。

 

プラスチック製の方がガラスを傷付けにくいですが、作業の途中にドライヤーの熱で溶けてしまいますからね。

金属製のヘラを使うことでガラスをこすりすぎないよう、十分注意して下さい。

 

そんな訳で、ステッカー剥がしに自信が持てそうにない方は、無理にやらない方が後悔しないでしょう。

なお、シール剥がしスプレーは、イソプロピルアルコールを含んでいます。

 

 

これは、車の塗装を痛める可能性があります。

使う時は、シールに直接噴霧するのではなく、タオルに吹き付けてからガラスに塗ることが肝心です。

 

ステッカーを無事剥がして、今後また新しいものを貼るかどうか迷っていますが、粘着式のものは後で苦労するので避けようと思っています。

下にあるような、ボディの金属部分に貼り付けるマグネット式ステッカー製品が、手間も掛からず良いかも知れませんね。

 


ドライブレコーダー録画中マグネットステッカー

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