『PAPAGO! GoSafe M790S1』を取り付けてみた!話題のミラー型2カメラ式ドラレコの実際

PAPAGO!から新しく発売されたドライブレコーダー
「GoSafe M790S1」をこのほど手に入れました。

さっそく自分の車に取り付けてみましたので、
使い心地をレポートしてみようと思います。

 

この商品の特徴は、ルームミラー型でありながら
リアカメラがセットになった前後2カメラ式であること。

フロントカメラが300万画素のフルHD、
リアカメラは200万画素の、これまたフルHD仕様です。

 

日本国内ではどちらかと言えば、フロントガラスに
アタッチメントを介して取り付けるタイプの方が人気で、
ルームミラー型を好む人は少数派と言えるかも知れません。

 

しかしPAPAGO!ではあえて
ルームミラー型のメリットにこだわり、
そのシェアを伸ばそうとしていますね。

ではそのメリットはどこにあるのか、
今回たっぷり検証してみましょう。




 

GoSafe M790S1の箱の中身を確認する

 

GoSafe M790S1は写真のような、
しっかりとした箱の中に収められています。

海外製品(台湾)でありながら、
仕様や特徴など全て日本語表記されており、
日本メーカー製と見た目、全く変わりません。

 

では、中身を確認してみましょう。

 

ミラー本体は長さが310mmと、
純正ミラーに比べると結構横長です。

おおよそ市販のワイドミラーと、
同じくらいと思って良いでしょう。

 

写真ではミラーの表面に泡のようなものが見えますが、
これはまだ保護シートが貼ってあるためで、
これを剥がせばきれいな鏡面が現れます。

 

裏面はこんな感じ。

上部がバネで動くストッパーで、純正ミラーを
4ヶ所でガッチリはさむ構造です。

 

右端に見えるのがフロントカメラで、
これを上下左右に動かすことで、
カメラの方向を定めることができます。

ケーブルの接続端子やメモリーカードスロットは、
上部にまとめられています。

 

シガー電源プラグは長さが4m。

ほぼどんな車でも、
長さが足りないことはないでしょう。

 

電源は12/24V・1.5A仕様ですから、
普通車だけでなく大型車でも使用が可能ですね。

 

一方、リアカメラはセンサーがソニー製。

IPX7の防水仕様で、車内だけでなく車外にも
取り付けが可能になっています。

 

リアカメラ用のケーブルは、長さが7m。

またカメラから伸びているケーブルは90㎝ありますから、
実際は7m+90cmが本体からリアカメラまでの長さになります。

室内長の長いミニバンでも、
大丈夫な長さでしょう。

 

それにしても、かなり太いケーブルですね。

実測で3.4mm径ありました。

 

あと取扱説明書は、
全ページ日本語で書かれています。

日本人が編集しているようで、海外製品に良くみられる
変な日本語の言い回しは全くありません。

 

その他に、貼るのが少し恥ずかしいくらい目立つステッカーと
32GBのマイクロSDカード、そして写真には写っていませんが、
予備の両面テープまで2枚も付属しています。

付属品に過不足はなく、このセットだけで取り付け後、
すぐに稼働させることができました。

 

GoSafe M790S1を取り付けてみた

 

ミラー本体はバネを使った4つのストッパーで、
簡単に純正ミラーに挟み込めます。

良くあるゴムバンド式を採用しなかったのは、夏場の
太陽の熱で伸びてしまわないようにするためだそうです。

 

純正ミラーの高さが60mm~80mm以内・厚みが25mm以内なら、
しっかりはさむことができます。

写真の通り、私の車には
きちんと取り付けられました。

 

正面から見ると、こんな感じです。

純正ミラーより、面積が
2割ほど大きくなっています。

 

今回は取り付けの全てを自分で行ったので、
リアカメラは写真のように、
リアゲートのガラスの内側上部に貼りました。

ケーブルは市販のコードフックを使い、
邪魔にならないようまとめてあります。

 

拡大するとこんな感じですが、
前述のようにこの先につなぐケーブルが太いので、
これを内貼りの中へ隠すのは困難でした。

そこで、リアカメラのケーブルは、
足元の床に這わすやり方で行いました。

 

ケーブルが足に引っかからないよう、
フロアマットの下に通してあります。

このやり方だと、どうしても
完全にケーブルを隠すことができません。

 

見栄を気にする人は、プロの手を借りて業者に
取り付けを依頼した方が良いでしょう。

 

一通り取り付けが終了したら電源を入れ、
ミラーの調整後に前後のカメラを動かして、
ほど良い位置を見つけます。

 

取り付けと調整を完了後は、付属のステッカーを
リアウインドーの外側に貼りました。

 

このステッカーは結構大きく目立つので、
少し恥ずかしい感がありますが、

ドラレコを搭載していることを大きくアピールできるので、
あおり運転の防止に威力を発揮するかも知れませんね。

 

GoSafe M790S1の機能を設定する

 

取り付けと調整が終わったら、
今度は機能を設定します。

設定は比較的簡単。

 

取扱説明書を一読すれば、
あとはほぼ直感的に操作ができます。

 

ミラー面積が広さを生かして、モニターは
5インチの大型液晶を採用しています。

5インチと言うと、スマホの
モニターと同じくらいですね。

 

操作ボタンは全て下部にあり、
押しやすいデザイン。

機能の操作は簡単ではありますが、
どうしても後ろの様子がミラーに写るため、
表示の見にくさは感じます。

 

カメラの位置調整の時は、
もっと見にくさを感じますね。

ただこれはこのドラレコに限ったことではなく、
どんなミラー型モデルでも同じなので、
このタイプの弱点とも言えるのかも知れません。

 

ならばスマホと連携できれば、
もっと楽だろうと思う人もいるかも知れませんが、
GoSafe M790S1にはその機能はないです。

ですが、私が操作した限りでは、
そこまでの機能が必要だとは感じませんでした。

 

車を走らせ、GoSafe M790S1を作動させてみた

 

では動画を録画しながら、
車を走らせてみましょう。

 

ミラーの面積が純正ミラーより大きいので、
少し広い範囲が写ります。

ただワイドミラーではないので、
左右のウインドーまで写ることはありません。

 

と言うより、
全体的にはむしろ拡大されて写っており、

純正ミラーと比較すると後続車が大きく見え、
少し圧迫感を感じるほどです。

 

このGoSafe M790S1はミラーが防眩タイプ仕様となっていて、
夜間後続車が迫って来ても、ヘッドライトが眩しくありません。

これはなかなか良いですね。

 

その代わり、昼間の画像が少し暗いです。

慣れの問題かも知れませんが、
最初のうちは少し違和感を覚えました。

 

またもう1つ気になったのが、
ミラーに写る画像の揺れ(ビビり)です。

本体に触れるとビビりが治まるので、
どうやら車のボディの振動を拾っている様子。

 

のちに、一旦本体を取り外して純正ミラーを確認したら、
こちらも少しビビりが生じていることが分かりました。

 

なので、このGoSafe M790S1に限らず、
ミラー型タイプを購入しようと考えている人は、

取り付ける車の純正ミラーに振動が起きていないか、
確かめてみる必要があるでしょう。

 

さて、今度は液晶モニターの映像ですが、スイッチの切り替えで
「常時前方のみ」「常時後方のみ」「常時前方後方の同時2画面」、
また「常時表示しない」と4つから選ぶことができます。

「常時表示」のいずれかを選ぶと後方のミラー画像が見づらいので、
通常は「常時表示しない」を選ぶと良いのではないでしょうか。

 

「常時後方表示」にして
スマートミラーのような使い方も考えられそうですが、

ミラーに写る後方の画像はキャンセルできないので、
そのような使い方はおすすめしません。

 

ただし、バックギアと連動させることができ、
ギアをリバースに入れた時のみリア映像を点灯させられ、
バックモニターとして使うのには便利でしょうね。

この仕様にするには、やはり個人で作業するには難しく、
車内の配線と同時に専門業者にお任せするのが安心です。

 

次にいよいよ、実際にl録画した
映像をご覧いただこうと思います。

 

とにかくキレイなGoSafe M790S1の録画映像

 

こちらでは昼間(雨から晴れ)と夜間(晴れ)の映像を、
それぞれフロントとリアに分けてご覧いただきましょう。

画質のほどを確かめてみて下さい。

 

『フロントカメラ昼間 フルHD 1980 x 1080P 30fps』

これは1秒間に30コマの録画スピードですが、私の住む
西日本のLED信号機でも点滅はしても消滅することはなく、
青か赤かの識別に問題が出ることはありません。

レンズの画角は145度で、
5ナンバー幅の車の左右のフロントピラーまで、
何とか景色が入ります。

 

天候が変化しても、色味は変わらず
自然であることにも好感が持てますね。

露出補正はせず初期設定のままですが、
明るさに過不足はないと思います。

 

他車のナンバーは停車時はもちろん、
走行中の車でもそこそこ読み取りが可能。

 

WDRの搭載で、高速道のガードをくぐる際も
素早く露出を安定させていますが、

他機の高性能なHDR機能と比較すると、
若干白飛びが多いように感じます。

 

全体的に、以前の30fps機より
動きが滑らかな感じで、キレイな映像です。

 

『リアカメラ 昼間 フルHD 1980 x 1080P 30fps』

リアゲートのガラス内側にカメラをセット。

画角は180度と超広角なので、随分と広い範囲が
写り込んでいることがお分かりでしょう。

 

こちらは、フロントと同じフルHDでも
200画素センサーを搭載していますが、
300万画素のフロントと比べそん色はない感じ。

 

なおリアゲートのガラスは濃いスモークですが、
映像を見る限り暗く写っている感じはありません。

露出補正もせず、初期設定のまま録画しています。

 

『フロントカメラ 夜間 フルHD 1980 x 1080P 30fps』

夜間映像とは言え、特に
ノイズが発生している感じはありません。

 

以前のモデルと比較して、
同じ30fpsでも動きに滑らかさが感じられ、

昼間で点滅していたLED信号機が
夜間では点灯しているように見えます。

 

特に暗さに強い仕様とはなってはいないようですが、
取り分け暗めに写っている感じはしません。

ただ多くのフルHD機がそうであるように、
ヘッドライトの強い光が当たったナンバーは、
露出オーバーとなってしまい読み取りが困難です。

 

強い光が当たらなければ、停車中の
ナンバーは読み取ることができます。

夜間ながら、全体的にクリアな映像だと思います。

 

『リアカメラ 夜間 フルHD 1980 x 1080P 30fps』

リアカメラもフロントカメラ同様、
ノイズは目立っていません。

 

カメラはスモークガラス越しにセットしているのに、
気になるほど暗く写っている感じはありませんね。

センサーはソニーのExmorを採用しているので、
暗さに強いと言う効果が出ているのでしょう。

 

停車中の車なら、十分に
ナンバーを読み取る性能を持っています。

強く光っている照明は、フロントカメラよりも
むしろ露出オーバーが少ない感じに見えますね。

色味も特に不自然さはなく、
十分優れた画質だと思います。

 

ところで、このGoSafe M790S1には、
フロントカメラのみスーパーHDモードに対応しており、
さらなる高解像度で記録することが可能です。

(ただしその場合、リアカメラはHDへ解像度が低下)

フルHDとどれくらい画質の違いがあるのか、
比較してみましょう。

 

『フロント 昼間 スーパーHD 2304 x 1296P 30fps』

スーパーHDの画質ですが、
フルHDと比べパソコンの画面で見る限り、
ほとんど差は感じません。

 

と言うか、スーパーHDで録っても映像が大きくなるだけで、
録画コマ数を60fpsにでもしない限り変化は感じないでしょう。

これはパソコン画面よりずっと大きなモニターで再生したり、
細部を拡大した時に威力を発揮するものだと思います。

 

通常録画したデータを、
事故に遭遇した際に相手の特定に使用するだけなら、
フルHD 1980 x 1080Pの設定で十分と断言できます。

 

録画データを編集し作品として大型モニターで映す際に、
使えるモードと覚えておくと良いでしょうね。

日ごろからスーパーHDで録画しても、
ただメモリー量が増えるだけで、
SDカードの負担が増すだけ損だと思います。

 

GoSafe M790S1の評価(実際に使ってみて)

 

日本のメーカーにはない、
ルームミラー型2カメラ式ドライブレコーダーとして、
貴重なモデルであることを強調したいと思います。

実際に取り付けてみて感じたのは、フロントボディは、
どの車にも付いているルームミラーに重ねるだけなので、
運転席まわりがスッキリすることです。

 

純正ミラーと比較して2割ほど大型ですが、
市販のワイドミラーを取り付ける感覚になれば、
見た目、違和感はないはずです。

モニターも大きく、
ミラー型としては明るい方でしょう。

 

ただし、モニターはミラー越しに映るので、
ミラーに写った後方画像が邪魔をして少し見にくいです。

なので、通常は常時点灯OFFに
しておいた方が良いと思います。

(常時OFFでもエンジン始動時と停止時はしばらく点灯)

 

機能として残念なのは、GPSが内蔵されているのに
アンテナが外付けで別売りになっていることです。

アンテナは高価ではないものの、
ダッシュボードに取り付ける手間が必要になります。

GPSを必要としないユーザーには何ら問題はないのですが、
できればアンテナは本体内蔵にしてほしかったですね。

 

また車種によっては、
本体ミラーにビビりが生じます。

これは、普段から純正ミラーが震えている車種だと
共振して起こるようです。

 

型が古くなりエンジンの振動が大きい車ほ
ど出やすい傾向にありそうなので、

このドラレコを購入する場合はその点を、
事前にチェックした方が良いでしょうね。

 

画質に関して言えば、
フロント・リアともにフルHDで録画する限り、
十分満足できるものと思います。

夜間でも、露出不足で周囲が暗い
ということもありません。

 

唯一私が心配だったのが、
リアカメラをスモークガラス越しに取り付けた場合、

明るさはどうなのか?と言うことでしたが、
特に露出補正をしなくても問題なくちゃんと録れました。

 

でもガラスの濃さの違い(フィルムを貼った車の場合)で、
多少暗さを感じることがあるかも知れません。

そんな場合は、露出補正機能を使って、
明るめの画面に調整することをおすすめします。

 

結論として、あなたが2カメラ式に興味があっても、
フロントガラスに取り付けるタイプのドラレコを望むなら、
このGoSafe M790S1は選択肢に入らないでしょう。

 

しかし運転席まわりをスッキリまとめたいと考えるのなら、
このようなミラー型モデルも良い選択になると思います。

 

2

GoSafe M790S1公式ウェブサイト

 

4件のコメント

  • おきさん

    この機種の購入を検討している者です。
    大変参考になる記事をありがとうございました。
    いくつか教えていただきたいことがありましたのでコメントさせていただきました。
    ・運転中は常時点灯offで通常ルームミラーとして使用するつもりです。そこで、点灯off状態でのルームミラーとしての使用感は純正ルームミラーのそれと比較して違和感はありますか?(鏡面が暗い等)
    ・横幅が31センチと大型ですがサンバイザーに干渉しませんか?
    ・4ヶ所のストッパー部分は金属製でしょうか?(以前このタイプのルームミラーを付けていましたがストッパーが樹脂製だったため長年の使用で折れてしまいました)
    ・フロントカメラの調整幅はミラーを運転席に向けても右側が切れることなく写せるほどありますか?
    ・AMAZONではこの機種より性能の良い物(ミラー全面液晶タッチパネル、GPSアンテナ付属、前後カメラフルHD等)が15,000円前後でありますが、それと比較して1万円ほど高いこの機種をあえて選んだ決め手を教えてください。
    以上、もしよろしければ購入の参考にしたいと思いますのでご回答いただけないでしょうか。よろしくお願いします。

    • おきさん、コメントありがとうございました。

      ご質問の回答です。

      ・M790S1は、純正ミラーと比較して、一回りほど面積が広いです。
      広い分、画像も一回り大きく映ります。決してワイドミラーではありません。
      なので、夜間、後続車のヘッドライトの大きさも拡大されてしまいます。
      それをやや和らげる目的で、若干暗く映るよう設計されています。
      しかし、不快に思うほど暗くはありませんので、安心して下さい。

      ・左右のサンバイザーの間隔が31センチ未満ですと、やはりドラレコと干渉します。

      ・ストッパーは可動する上部2ヶ所は金属部分が見えるので、折れることはないと思います。
      下部2ヶ所はプラスチックです。
      ただ、上部2ヶ所のストッパーに柔軟性があるので、
      下部ストッパーが折れてしまうようなことは恐らくないでしょう。(保証はできませんが・・・)

      ・フロントカメラの調整で、運転席側が切れて映らないことはありません。
      ただカメラは左端に付いているので、左から右へ斜めに写る感じの映像になります。

      ・値段の安いモデルと違うのは、前後とも非常に画質が良いことと、作りがしっかりしていて安っぽさがないことでしょうか。
      タッチパネル仕様のミラーモデルは、ミラーにベタベタ指紋が付いて汚くなります。
      M790S1は、タッチパネルではない分ミラーが汚れないし、操作もシンプルなので、特にボタン式でも不便は感じませんよ。
      操作ボタンは、本体の底部にあります。

      1つ残念なのは、GPS機能があるのに、アンテナが内蔵されてなく別売りになっていることです。
      ほかのミラー型もアンテナが外付けになっているものが多いですが、M790S1は内蔵式にしてほしかったですね。

      以上、ご参考になりましたでしょうか?
      色々と悩んで決定して下さいね。

      ドラレコ野郎より

      • おきさん

        大変参考になる回答ありがとうございました。もう少し検討して購入するかどうか決めたいと思います。少し懸念しているのがリヤカメラのケーブルが思ったより太いので内装に押し込めるのかどうか、あとはストッパーがやはりプラスチックだったというところですね。上部が金属製ということですが重力は下にかかるので何故下部を金属にしなかったのか謎です。実際以前付けていたミラーも下部が折れて落ちてしまいました。GPSアンテナが別売ですが、PAPAGO純正の物じゃないと駄目なのでしょうかね。アマゾンでは単体で結構安く売っているのでそのあたりも色々考慮していきたいと思います。

        • おきさん
          リアケーブルは、そのまま内貼りに押し込むのは不可能だと思います。
          一旦内装を外す必要があるでしょう。
          ご自分で作業するのは、少し大変なのでは?と思います。
          ストッパーの上部に金属を使っているのは、そこが可動するからでしょうね。
          下部は、本体を地面に落とさない限り折れることはないでしょう。
          GPSアンテナは、もし社外品をお持ちでしたらそれを使う。
          使えなかったら純正品を購入する、でいかがでしょうか?
          ドラレコ野郎より

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