アイサイトとドライブレコーダーが干渉して誤作動する原因は、電磁波だけじゃなかった!?


出典:Response

 

ドライブレコーダーもそうですが、
それを上回る勢いで車に普及しているのは、
「自動ブレーキ」ですよね。

 

ドライバーのブレーキを踏むタイミングが遅れたり、
ブレーキを踏むところを間違えて、

うっかりアクセルを踏んでしまった時に、
自動で車を停止するシステムです。

 

ドラレコも自動ブレーキも、
ドライバーを支援する有難いメカニズムですが、

ただそれぞれの仲が良いと言う訳ではなく、
機種によってはけん制し合うこともあります。

 

主として、ドラレコ側が自動ブレーキに
障害を与えてしまいやすいんですよね。

 

さて、自動ブレーキと言えば、
スバルのアイサイトが有名です。

 

このアイサイトとドラレコが干渉し誤作動するので、
機種や取り付け場所が限定されています。

その原因は電磁波にあると言う説が多いですが、
これって本当なのでしょうか?

 

メーカーのスバルは、何を根拠に
ドラレコに対して注意を喚起しているのか、
今回迫ってみたいと思います。




 

現在の自動ブレーキの主流は、レーダー方式とカメラ方式の2種類だ

 

自動ブレーキのメカは大きく分けると、
4種類ほどあるのですが、
主流なのはレーダー方式とカメラ方式です。

 

レーダー方式はコウモリと一緒で、
ミリ波レーダーを照射して、
対象物を検知するシステムです。

 

 

遠方の障害物も正確に発見でき、
天候の変化にも左右されない
メリットを持っています。

ただし、一般的に動体の発見能力に限界があり、
人の飛び出しには弱いと言われていますね。

 

対してカメラ方式は人間の眼と同様に、
レンズを通して障害物を検知する方法です。

 

天候が悪かったり周囲が暗いと、
若干能力が落ちるようですが、

動体検知能力に優れていて、
人の飛び出しも感知できる特長があります。

 

 

スバルが採用しているのはこのカメラ方式で、
カメラの能力を高めるため、
冒頭のように二眼ステレオカメラとしています。

より、人間の眼に近い
メカニズムになっているのです。

 

さらにカメラ方式の優れている点は、
画像のカラー検出が可能で、

前車のストップランプの点灯や
信号の色の違いに対応できること。

 

前方の色の変化が識別可能と言う訳なんです。

 

このようなメリットを生かし研究を重ねた結果、
アイサイトは現時点で、最も信頼のおける
自動ブレーキシステムと評価されていますね。

 

しかしこの方式ゆえ、
ドラレコとの相性が悪い要因になっており、

スバルではドラレコの取り付けに対し、
細かい規定を設けているんです。

 

アイサイトがドラレコ装着に問題視するのは、電磁波ではなく映り込みだ

 

 

このメーカーサポートの文面にあるように、
アイサイトのドラレコ取り付け禁止エリアは広く、
ラフにフロントガラスに装着できません。

特に2つのカメラの周囲は、
ドラレコが入り込むスキがほぼありません。

 

これは、何故なんでしょうか?

 

ネットの情報などで良く言われるのが、
ドラレコが発する電磁波の影響で、
アイサイトの誤作動を防ぐためであること。

 

この理由は、確かに間違いではありません。

 

でも原因が電磁波だけにあるのなら、
他の方式の自動ブレーキシステムにだって、
同じような悪影響を与えてしまいます。

電磁波は自動ブレーキの誤作動を招くだけでなく、
ワンセグにもノイズを発生させますよね。

 

この問題の根本的な対策をするなら、
まずは他の機器に影響しない、
ノイズ対策したドラレコを選ぶべきです。

それに加えスバルが懸念するのは、
ほかに別の理由があるのです。

 

それはドラレコに限らず、機器の
フロントガラスへの映り込みを嫌うのです。

 

カメラのすぐ近くにドラレコを装着すると、
その姿がガラスに反射して、
写り込んでしまうことがあります。

すると、
アイサイトは障害物を上手く検知できず、
誤作動してしまうんですね。

 

先ほどのメーカーの文面を、
もう1度ご覧になると分かりますが、

アイサイトではカメラに近いガラスだけでなく、
ダッシュボードへの装着も禁止しています。

 

これも、ガラスへの
写り込みを防ぐ措置なんです。

ですから、例えばコムテック CB-R01
ダッシュボード上に取り付け可能なんですが、
アイサイト装着車にはそれができません。

 

要するに、あらゆるアクセサリーを、
アイサイト近くに装着したり置いたりするな、
と言っている訳なんですね。

 

あなたがスバルの車が好きで、
アイサイトを確実に作動させたいなら、
これをしっかり守る必要があるでしょう。




 

アイサイト装着車にはどんなドラレコを選べば良いのか?

 

時々勘違いされている方がいるのですが、
アイサイトにはドラレコの機能はありません。

2つものカメラを装備していても、
これらカメラが捉える画像は、
映像として記録している訳ではないのです。

 

ただし、アイサイト装着車には、
EDR(イベントデータレコーダー)が装備され、
事故時の車の挙動記録はしています。

 

それでも、映像の録画はしていません。

映像として記録したいのなら、後から
ドラレコを取り付ける必要があります。

 

アイサイトに最も相応しいドラレコなら、
やはりスバルのディーラーで販売する、
“スバル純正モデル” を選ぶべきでしょう。

 

電磁波対策はもちろんされているし、
ガラスに写り込む心配もありません。

ただ気になるのは1つ、“価格” ですね。

同程度の性能で社外品を探すと、
ネットでは半額ほどで手に入ります。

 

価格が高いのは、
特別な対策が施されているのではなく、

アイサイトに影響されない専用デザインと、
取り付けた時のフィット感の良さにあります。

 

では、社外品を取り付けたいなら、
どうすれば良いのでしょうか?

それはなるべく小型のモデルを選んで、
禁止エリア外に取り付けるのが1つの方法です。

(例えば運転席サンバイザー右横など)

 

また、ルームミラー真後ろのガラスには
映り込まないとも言われているので、
その位置に装着することも考えられるでしょう。

 

自分で行うのが難しいのなら、
業者により請け負ってくれる店もあるので、
問い合わせてみるのも良いかも知れません。

難儀をしますが、なるべく安く
アイサイトにドラレコを付けるなら、
それもやむを得ないようですね。

 

 

 

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