全方位720度全天球ドライブレコーダーとして、
話題の「ユピテル Q-02c」。
先日、本製品を手に入れた私は、
早速マイカーに取付けてみました。
撮影された映像を見てみると、
自分を取り巻く周囲の車の動きが、
実に良く分かりました。
それをまとめた記事
『ユピテル Q-02cレビュー:
話題の360度ドラレコを使ってみた』
がありますので、昼間の走行風景を見たい方は、
こちらをご覧下さい。
改めて、今回もQ-02cの魅力に迫って行きますが、
今度は夜間の性能を探ってみたいと思います。
ユピテル Q-02cが持つ、もう1つの特長とは?
さて、Q-02cの特長は同じ360度ドラレコでも、
他とは違う全方位720度全天球ドラレコなんですが、
もう1つ大きな特長があるんです。
それは、総画素数680万画素の
STARVIS CMOSセンサーを搭載していること。
STARVIS(スタービス)とは
ソニーが開発した新しいCMOSセンサーの技術で、
今までのドライブレコーダーと比べて、
より高感度・高画質を実現したものです。
特にそれは、昼間より夜間での画質向上に
効果があると言われています。
そんな訳で、次に実際に私の車で撮影した、
Q-02cの夜間走行映像をご覧になってみて下さい。
ユピテルQ-02cの撮影映像(夜間)
Q-02cは、マウスを使って映像を引っ張ることで、
左右・上下に360度の様子を見ることが可能です。
ただしこれは、メーカーが無償で提供している、
専用のビュアーを使わないと見ることができません。
動画を編集したりYouTubeで鑑賞するには、
AVIと言うファイルに変換する必要があります。
これを行ったために、360度を見渡した
映像にならない機能制限された夜間映像です。
この動画は郊外の街で撮影したもので、
周りは都心ほど明るくありません。
露出補正は全く行ってはいませんが、
実際の目で見るより、全体的に
明るく撮影されることが分かりました。
ちなみに事前の設定で、
350万画素・2560p x 1280pにしています。
ほとんど光の通っていない部分でも、
うっすらとディティールが確認できますね。
ただ良く見ると暗い部分はザラ付きがあり、
どうやらノイズが少し出ているようです。
色に関しては、どうしても
周りの照明の色に引っ張られてしまうのですが、
ほぼフラットで見た目に近い色となっており、
取り囲む周りの車もハッキリと確認できます。
昼間の時もそうでしたが、近くを走る
車のナンバーは認識しづらいと思います。
感心したのは、60Hzの西日本地域であるのに、
LED信号が全く点滅せず、ずっと点灯していたこと。
秒間30コマ撮影で、
これを体験したのは初めてでした。
では、動画では見えなかった周囲の
写り具合を、写真で見てみましょう。
後ろの車内の様子は、ドライバー以外
ほとんど分かりませんが、車外に露出が合っていて、
周りの状況はちゃんと確認することができます。
次に左側。
それほど周囲は明るい訳ではないのに、
まずまずの明るさで映っています。
右側もほぼ同様。
周囲の照明で、ドライバーの
上半身は良く見えていますね。
街灯の周りにはザラ付きがありますが、
どうやらノイズのようです。
映像を縮小するとハッキリクッキリ見えるものの、
実用的ではない映り方になってしまいますね。
今度は、前方を最大に拡大してみました。
先行する車のナンバープレートは明るいですが、
ナンバーを確認するには苦しい状況です。
ユピテルQ-02cの夜間映像評価
Q-02cの夜間映像を見て感じたのは、STARVISの効果で、
実際の目で見た明るさよりも明るめに映ると言うこと。
昼間の時と同様、全体が明るめに映って周囲は良く見え、
360度ドラレコの威力は発揮していると思います。
ただ、周囲の車のナンバーは読み取りにくいので、
さらなる今後の高画質化に期待したいところです。
後は、暗部のノイズが少なくなると良いですね。
それと、価格がもっと安くなれば、十分に
人気のドラレコになるのは間違いないでしょう。
※この商品は、現在販売されておりません
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