『カロッツェリア VREC-DS600』レビュー評価:ND-DVR1との違いはどこ?

 

現在普及している多くのドライブレコーダーは、
モニターを内蔵してガラスに装着する一体型です。

一方で、目立たぬところに本体を設置できる機種もあり、
これは一部の愛好者にとても支持されていますね。

 

モニターをカーナビで賄うため車内はスッキリするし、
フロントガラスに取り付けるのは小さなカメラだけで、
本体はダッシュボードの邪魔にならない所に設置できます。

そんなスマートなドライブレコーダーが、
パイオニアからラインナップされています。

 

それが「カロッツェリア VREC-DS600」

 

今回は、このVREC-DS600の利便性に注目し、
レビュー評価してみたいと思います。




 

カロッツェリア VREC-DS600と同 ND-DVR1との違い

 

VREC-DS600は、同じカロッツェリアの
「サイバーナビ」や「楽ナビ」シリーズと連動できます。

 

そのため、ドラレコの操作一切を
ナビ側で行えるんです。

早い話、カーナビにドラレコ機能を
持たせた感じになると思えば良いでしょう。

 

でもそれは、あくまでカロッツェリアの
ナビのユーザーであることが条件。

他社のナビであったり、カロッツェリアでも
古いモデルであったら連動させられません。

 

でも、ガッカリすることはありませんよ。

 

他社モデルであっても、本体に
映像入力用ミニピン端子が付いていれば、

操作を連動させることは不可能でも、
モニターはナビのものが使えるんです。

 

そんな場合のドラレコ操作は、
VREC-DS600の本体側で行います。

 

ところでVREC-DS600には旧モデルに、
ND-DVR1がありました。

 

両機には、どんな違いがあるのでしょうか?

調べてみたところ、性能的にも機能的にも
大きな違いはありませんでした。

 

一応違いを並べてみると、
画素数が207万画素から212万画素に向上し、
HDR機能をWDR機能に変更しています。

画角は対角130°から121°へと、
少し狭くなりました。

 

大きさや全体的なデザインは変わりません。

しかし、本体上部にある電源スイッチや
カードスロットを覆っているカバーの形状を、
大きなものに変更しています。

 

それから、付属するマイクロSDカードが、
8GBから16GBへと2倍の容量になりました。

 

そして一番大きな違いが、その価格。

実売で、5千円以上安くなったのです。

 

これは、ユーザーが最も歓迎する
要素と言えるでしょう。

 

では、画質はどんなものでしょうか。

あるユーザーが録った映像を、
見てみることにしましょう。


協力 toytoyfjさん

 

ちょっと逆光気味で不鮮明な部分もありますが、
フルHD200万画素(正確には212万画素)だけあって、
まずまずキレイな画質だと思います。

最近のフルHDモデルとして、
特に気になるところはありませんね。

 

カロッツェリア VREC-DS600のユーザーレビュー

 

次に、実際に愛用しているユーザーの
皆さんのレビューを、ネットで集めました。

どんな感想を持っているのか、
確かめてみましょう。

★「今まで一体型のドラレコを付けていたが、それを後方録画に廻してこちらをフロントに付けた。ネットで調べるとあまり評判は良くなかったので迷ったが、今のところ買って正解だ。ナビで確認・操作ができることと、目立たないところが気に入っている。最近の機種に比べて、画質はまあまあ。画角は狭いけど必要十分。駐車監視も付いているので便利だ。」

★「カロッツェリアのナビとセットで購入した。カーナビで画面を確認できるので、使い勝手は良い。フロントガラスに装着する部分がカメラのみなので、スペースを取らない。またSDにはMLCの16GBが入っており、良心的だと思う。ただカーナビのインターフェイスがあまり良くなく、操作はしずらく、その点が改良されれば良い。」

★「ドアの開閉、グローブボックスの開閉だけでも反応して、すぐSDカードがいっぱいになる。凸凹道だと反応しないのに。ナビがカロッツェリアで、ナビでもいじれるやつがいいねーてことでこれを買ったけど・・・。肝心な時に録画してくれるのか不安だ。」

★「楽ナビに、ドライブレコーダーを取り付けることになって購入した。このドライブレコーダーはドライブレコーダーリンクが付いているのだが、ナビの方が古くて使えなかった。ナビ画面での操作はできないが本体で操作できるので、ドライブレコーダーとしては問題なく使える。」

 

カロッツェリア VREC-DS600の評価

 

まずは、本機の弱点から語って行きましょう。

 

それは形を見ての通りモニターが内蔵されていないので、
カロッツェリア純正であるにしろないにしろ、
カーナビに接続しなければ全く使い物にならないことです。

カロッツェリアのサイトに明記されているナビを使えば、
連動してナビ本体から操作ができるのは確かに便利。

 

しかし、型が古くて連動できないナビだと、
モニターとして使うことはできても、
操作はドラレコ本体で行わないといけません。

ただし、それが他社のナビであっても、
ナビ側に映像/音声ミニピンジャックがあれば、
モニターとして使えるのは良いと思います。

 

それから電源は、車のヒューズボックスから
取るようになっているので、シガーライターから
簡単に接続と言う訳にはいきません。

取り付けは、やはり専門業者に依頼した方が
間違いないと言えるでしょう。

 

それから本体にGPSを内蔵していないため、
ナビのものを使用するしくみになっています。

とは言っても、ナビのGPSが使えるのは楽ナビなど、
「ドライブレコーダーリンク」に対応した機種だけ。

それ以外のナビでは、映像をモニターできても、
GPSを使うことはできません。

 

本機の全ての機能を使おうとするなら、
カロッツェリアのナビと同時購入が前提となりますね。

VREC-DS600は、単体だけでは
使うことができないのです。

 

では今度は、良い点を述べてみましょう。

 

あなたがお使いのナビがカロッツェリアの
「サイバーナビ」「楽ナビ」で、

「ドライブレコーダーリンク」に対応する機種なら、
メリットはいっぱいあります。

 

フロントガラスに取り付けるのは小さなカメラだけで、
本体はダッシュボードの目立たないところに装着できます。

 

これは、ドラレコが付いていることを
全然意識しなくても済むし、

本体が直射日光に当たらないようできるので、
夏場での使用も安心です。

 

モニターはナビのものを使うので、大きな映像で
走行風景を楽しむことができますよね。

画質もキレイ。

 

操作の全てをナビ側で行えます。

たとえ連動しないナビでも
操作はドラレコ側ボタンで行えるので、
大して不便は感じないでしょう。

 

それより何より、ドラレコの存在感が薄いことが
スマートでカッコ良いと思います。

ナビをカロッツェリアにするのがベストですが、
後付け感が嫌いな方であればはおすすめの、
セパレート型ドライブレコーダーと言えるでしょう。

 

なお、本機は2カメラには対応していません。

前後の様子を同時に収めたいと言う方は、
別のモデルを考慮した方が良いでしょうね。

 

それともレビューにもあるように、
リア用に別の機種を取り付けるのも、
1つのアイデアかも知れません。

 

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または

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