『VanTop H612R』取り付けレビュー:右ハンドル車に使いやすい4K画質スマートミラードラレコだ!

 

12インチの大型液晶モニターを搭載した、4K高画質ミラー型ドライブレコーダー「VanTop H612R」が、今注目されています。

日本車のような右ハンドル車に取って使いやすい、本体右側にフロントカメラを内蔵したモデルで、操作の一部を日本語で呼び掛けて行うことができるんです。

 

また、防水機能があるリアカメラを付属して、バックカメラとしても利用も可能にした、2カメラ式スマートミラー仕様のドライブレコーダーとなっています。

このVanTop H612Rを手に入れることができたので、早速マイカーに取り付け、画質や使い心地を今回レビューしてみたいと思います。

 

 

VanTop H612Rを開封し中身を確認してみた

 

 

豪華に見える外箱を開けると、緩衝材や保護袋を経て本体が顔を出します。 幅約290㎜の端正なデザインで、高級感も感じますね。

 

 

背面に見えるのは、内部に熱がこもらないようにあけられている通風口。

夏場の熱暴走を防ぐのに威力を発揮します。

 

 

横から見るとこのようになります。

カメラは上下左右に動くので、方向を微調整できます。

 

 

本体上部にあるのは、左から電源ケーブル端子(mini-USB)・リアカメラ端子・microSDカードスロット・GPS端子。 純正ミラーに被せてしまうと、カードの出し入れがやりにくくなりそうです。

 

 

本体下部には、中央に電源スイッチと両端にマイクがあるのですが、これが2つあると言うのはステレオ録音が可能?なのかも知れません。

 

 

シガーライター電源プラグは12V/24V車対応となっており、ケーブルの長さは実測で3.4mほど。 乗用車であれば、十分に足りる長さと言えるでしょう。

 

 

GPSは外付けなので、ユニットをダッシュボードに両面テープで貼り付けます。

本体からケーブルを引くのがうっとうしいですが、厚みのないミラー型モデルなので仕方がありませんね。

 

 

リアカメラはIP68の防水機能付です。

なので、車内/車外どちらでも取り付けが可能ですが、デザイン的には車外取付け用に設計されたものと思われます。

 

 

ケーブル長は実測で約7m。 セダン系の車両なら十分な長さですが、1BOXカーだと、車種によっては延長ケーブルが必要かも知れません。

赤いケーブルを、バックアップランプの接続端子につなげば、ギヤをリバースに入れた際にバックカメラとして利用できます。

その時は、ガイド線がモニター上に表示されます。

 

本体の純正ミラーへの固定は、ゴムバンドで行います。

ゴムバンドは1セット2本で足りますが、消耗品なので1セット余分に付属。

 

 

赤い両面テープと黒いビス2本は、リアカメラ取付け用です。

これも1セット予備として付いていて、その心遣いがニクいですね。

 

黄色いヘラのようなものはトリムツール。

これはケーブルを内貼りに隠す時に使う、いわゆる内張りはがしと呼ばれるものです。

 

後は取扱説明書とメッセージカード。

それから、液晶モニターの汚れを取る布切れ(ウエス)まで付いています。

 

 

取扱説明書は、英語表記と日本語表記の2ヶ国語対応です。

日本語解説文は、やや言い回しが不自然な部分もありますが、分かりやすく書かれていて意味不明なところはありません。

 

 

では次に、いよいよ本機を車に取り付けてみることにしましょう。

 

VanTop H612Rを自分の車に取り付けてみた

 

 

H612Rの本体は付属のゴムバンドを使って、純正ミラーに被せることで、簡単に取り付けが完了します。

取り付けは簡単ですが本体右側にカメラがあるので、純正ミラーよりやや右側にオフセットして装着しないといけません。

 

ケーブルは全て本体上部につなぐのでまとめやすいのですが、SDカードスロットも同じ位置にあることで、カードの出し入れがしにくいのが残念です。

フロントカメラは上下左右に動き、向きの微調整をするのに役立ちます。

 

 

また、レンズはクルッと回転させることも可能で、ミラー本体が傾いても水平を出せるので便利だと思いました。

リアケーブルは助手席側Aピラーを伝って床まで降ろし、そのままリアゲートまで伸ばしています。

 

リアカメラは防水仕様になっており、車外に取り付けることもできますが、今回はリアゲート内部の天井に貼り付けました。

カメラに付いているアタッチメントの構造上、リアガラスに貼り付けると、レンズをかなり下向きにしないと先端がガラスに接触してしまいます。

 

 

そこで、リアゲートの天井に取り付けた訳です。

これなら、適正な角度でカメラを取り付けられます。

 

この際注意することは、ハッチバックドア車の場合、リアワイパーがガラスを拭く範囲内にレンズを向けることです。

ワイパーがガラスを拭く範囲にレンズを向けないと、雨天時に水滴で後方を映し出せませんからね。

 

 

なお、レンズは上下には向きを変えられますが、左右には変えることができません。

ちなみにリアケーブルは約7mの長さがあり、私の車には十分でした。

 

GPS本体は、助手席側端のダッシュボード上に装着。

こうすれば、余ったケーブルを端でまとめやすくなります。

 

 

電源は取り付け作業の手間を省くため、付属のシガーソケットをそのまま使用しました。

では、電源を投入後の操作感がどんなものか、動画を撮ってみましたのでご覧下さい。

 

 

立ち上がりは車のスタートボタンを押して、5秒ほどでロゴが表示されます。

一般タイプのモデルと比べるとちょっと遅いですが、スマートミラータイプとしては早い方だと思います。

前後のカメラ表示の切替えはご覧の通り、モニターを指で右から左へスワイプしますが、左端を上下にスワイプすると表示範囲が上下に動き、右端を上下すると画面の明るさを変えることができます。

 

また画面のどこかをタップすると、設定の変更や再生を行うボタンが現れ、さらに設定ボタンを押すことで画面一杯に変更項目が登場します。

本機のウリの1つである音声コントロールですが、ご覧のように、呼び掛けても場合によっては反応しません。

私の声が認識しにくいのかも知れませんが、まあ、こんな程度のものと思った方が良いでしょう。

 

感心したのは、モニターそのものがかなり明るいことです。

実は本機のモニター画面はミラーになっているので、後方からの反射がかなりあり、そのせいで見にくいことが結構あります。

そこで私は他社製品ですが、モニターと同じ大きさの無反射フィルムを貼り付けました。 映り込みがなくなると、モニターが非常にクリアに見えます。

 

 

ただしその弱点として、通常のミラーとして使えなくなったり、画面そのものが暗くなったりします。

ところが本機はモニターが明るいために、フィルムを貼っても画面が暗くなってしまうことがあまりありません。

これはなかなかの高ポイントですね。

 

それから心配したのが、ミラータイプのドラレコで発生しやすい、エンジンの振動による本体のブレやビビり。

本機にはそれがなく、安定してモニターを見ることが可能です。 反対に気になったのは、本体の重さ。

重量が実測で386gあり、純正ミラーの支柱には随分負担を掛けていることでしょう。

 

なので、重さで本体が前に傾いてしまわないよう、純正ミラーのネック部分に補強加工を施しました。

以前取り付けていたスマートミラー、AKEEYO AKY-V360Sも重さが440gあって、本体が前にお辞儀をしてしまったのです。(^^;

このように一部でちょっとこれは・・・と思う箇所もあります。

 

とは言えVanTop H612Rは、全体的に使いやすい便利なスマートミラー型ドラレコとして、評価できるのではないかと感じました。

では次項で、いよいよ本機の映像を披露してみたいと思います。 画質等を確認していただきましょう。

 

VanTop H612Rで録画した走行映像

 

ここでは、H612Rで録画した映像を4つご紹介します。

解像度をフロントカメラは4Kモード、リアカメラは1080pモードで、それぞれ昼間と夜間との走行の様子を録してみました。

 

●フロントカメラ4Kモード昼間

 

●リアカメラ1080pモード昼間

 

●フロントカメラ4Kモード夜間

 

●リアカメラ1080pモード夜間

 

全てがアップロード時にHD画質に圧縮されているので、リアル4Kではありませんが、かなり高画質な映像であることはお分かりになったでしょう。

昼間はコントラストが高く、色味は他機と比べてやや赤みを帯びていますが良好です。

夜間は照明が白飛びする傾向にあるものの、STARVISのおかげで全体的に明るく録画されていますね。

 

一方、リアカメラはフルHD1080pと劣るので、全体的にザラ付いた画質に見えますが、実用的には4Kと比べてもそれほど遜色はないと思います。

また、リアカメラはSTARVISを採用していません。

しかし照明が少ない場面でも、状況を確認できないほど暗くはありません。

 

現実に4K画質で再生する機会は少ないでしょうから、もう1つの画質モードの2K+2Kに設定しても、フロントカメラの実質的な画質低下は少ないし、逆にリアカメラは画質向上を狙えるのではないでしょうか。

この後にモードを切り替えてみて、画質比較をしてみたいと思います。 それから本機には、データ再生ソフトとしてGX Playerが付属。 これは、同梱するmicroSDカードの中に収められてます。

 

 

このGX PlayerはGPSから取得した走行軌跡を表示でき、しかもレイアウトがシンプルで、直感的に操作できるのが特徴です。

本機のデータファイルは、一般の動画で使われるmp4であることから、GX Playerでスムーズに再生してくれます。

Windows10に標準装備する再生ソフト、映画&テレビでも再生可能なので、必要に応じて両方を使い分けると良いでしょう。

 

VanTop H612Rはスマートミラー型ドラレコとして魅力十分だ

 

 

日本ではミラー型のドライブレコーダーは、どちらかと言えば不人気で、あまり装着している車を見かけません。

その理由は内蔵する液晶が小さく、さらに表面が鏡になっていることもあり、モニターが見にくいことに一因があるのではないかと思います。

 

それでもVanTop H612Rのように、ミラー全体がモニターになっていると、さすがに映し出される動画に迫力を感じます。

フロントとリアの2カメラ仕様であれば、ルームミラーの代わりになるだけでなく、必要に応じて前後を切り替えることで、便利なことこの上ないですからね。

 

この良さは、最近モデルチェンジしたトヨタハリアーの一部車種に、スマートミラーと機能が似たデジタルインナーミラーが採用されたことでも明らかです。

これだけきれいな液晶画面ですから、わざわざモニターOFFで一般のミラーとして使う必要はなく、ミラー加工のない液晶モニター仕様にしても良いのでは?と思います。

 

その方が周囲の映り込みがなくなるので、グッと視認性が向上することでしょう。 実際に私は本機に無反射フィルムを貼り、見やすい状態で最初の動画をお見せしましたが、お分かりになったでしょうか。

今後はドラレコの新しい形として、このスマートミラータイプが日本でも普及する予感がします。

本機がパイロットモデルとして、その使命を果たすことができれば面白いでしょうね。

 

現状では、どのスマートミラードラレコも重いことで、純正ミラーとのマッチングが良くないのが課題です。

自動車メーカーが純正ミラーを荷重に耐える設計にするか、ドラレコメーカーが重量の軽いスマートミラーを開発するか、どちらかが必要だと思います。

 

実用性と趣味性を兼ね備えたドラレコとして、本機は十分魅力ある商品です。

他の人とは違うアイテムを持つことに、この上ない喜びを感じるユーザーに特におすすめしましょう。

 

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※なおユーザーレビューを見たい方はこちらをご覧下さい。▼

【『VanTopドライブレコーダー H612R』レビュー評価】

 

 

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