『煽り運転』対策:あおられ屋のワナにはまると返り討ちに合うかも!?

 

あなたはあおられ屋と言うものをご存知でしょうか?

あおられ屋は、現在問題になっている煽り運転をするドライバーではなく、文字通り煽られることを目的に車を走らせるドライバーのことです。

 

道路上をわざとノロノロ運転したり、ひんぱんにブレーキを踏むなどして、後続のドライバーをイラっとさせる動きをするんですね。

イラ付いたドライバーが車間を縮めても、知らんぷりしてそのまま走行、それから抜かされたのを機に逆に煽り運転をし始めて、嫌がらせをすると言うもの。

 

 

その一方で、最初に煽られたのは自分だとドラレコ動画を撮り被害者を装い、後続のドライバーは返り討ちに合うのです。

画面の中では「煽り運転に遭遇」と題してYouTubeに投稿、本来被害者であるドライバーは加害者として描かれます

 

撮ったドラレコの動画は上手く編集されて、ナンバー等もバッチリ映されています。

この中では永久にあなたは悪者として、画面上でさらされてしまうのです。

不幸にも、あなたがこんな場面に遭遇してしまったら、どうしますか?

 

あなたに取ってそもそも大事なのは、最初から相手と関わらないことなのですが・・・。

今回はあなたが、もし、あおられ屋に遭遇してしまった際の「煽り運転対策」に付いて考えてみたいと思います。

 

🔶 合わせてこちらも読んでみて下さい。(^^;

煽り運転が減らない理由って…?ドライブレコーダーは何のためにある?




 

相手があおられ屋であるかどうか見極めよう

 

 

まず、前提としてあなたに申し上げたいのは、相手があおられ屋か見極めることより、車にドライブレコーダーを装備しておくことです。

ドラレコが世間で認知されるようになって以来、これがあなたの最も強い味方になるようになりました。

最近では、前後2カメラ式ドラレコが主流になっていますが、必ずしもこのタイプにこだわる必要はありません。

 

あなたと関りを持ちたい相手は、その際にはあなたの車の前に出て、嫌がらせの行動を取って来ます。

なので広い範囲を録画できる、広角レンズを搭載したモデルなら、1カメラ式タイプでも十分に活躍してくれますよ。

 

で、走行中、前方をやたらノロノロ走る不審な車を見つけたら、できるなら無条件に自分の車を停めたり道を変えるなど、相手とご縁を持たないようにしましょう。

それが難しい状況なら、適度に車間距離を置いて、様子を伺って下さい。

この時、決して車間を詰めてはいけません

もし相手があおられ屋だったら、リアカメラであなたの車を録画して、車間を詰めて煽って来たと、後からこの動画をYouTubeに上げられてしまいますからね。

 

車内の様子や車種などを見定めた上で、あおられ屋ではなく、単にマイペースで走行している高齢ドライバーや初心ドライバーだったら、機会を見つけて追い越していくのもありです。

しかし、怪しい雰囲気が感じられるようなら、怒りの気持ちを抑えとにかく減速・停止するなどして、相手から離れるようにしましょう。

これが、あなたが後悔しない最善の方法です。

 

あおられ屋があなたの車を煽ったり嫌がらせをする目的とは?

これはわざとノロノロ運転して、あなたの車が煽りをするように接近させ、怒ったあなたが相手の車を追い越して行くパターンを想定しています。

あおられ屋である相手はこの様子を、複数のカメラを搭載したドライブレコーダーで録画しています。あなたが追い越したところで、今度は相手があなたの車を追い掛け、強引に停車させるでしょう。

この時あなたは怒りに満ちて、暴言を吐くかも知れません。

 

その様子も、相手はスマホを使ってまでして撮影しています。

撮影された動画は後で相手に有利に編集され、あなたは煽り運転をした加害者となり、YouTubeにさらされます。

 

 

この動画に緊迫感があればあるほど、再生回数が増えるため、相手に広告料が多く支払われることになるのです。

これが、あおられ屋YouTuberの目的なんですね。

信じられないかも知れませんが、そう言う悪質なYouTuberってのが、本当に存在するんですよ。

 

また収入目当てではなく、単に嫌がらせを目的にあおられ屋となるヤカラもいますね。

自分から煽り運転をしでかすのではなく、ノロノロ運転して後続車が接近するのを見計らって停車させ、煽り運転したと因縁をつけて脅すのです。

 

 

これは正直なところ、そんなドライバーの目的や心理は、私も良く分かりません。

女性にふられたとか、誰かにイジメられたとか、よほどムシャクシャした気持ちの持ち主なのかも知れませんね。

 

そのウサ晴らしとして、このような行動を起こすのでしょうか?

いずれにしろ、このようなやつらの餌食(えじき)になってしまわないよう、くれぐれも注意していただきたいと思います。

 

あおられ屋に遭遇したら取るべき行動のまとめ

 

 

以上、あおられ屋に遭遇しそうになったら、極力相手に関わらないよう行動することが大切です。

でも状況によっては、関わってしまうのが避けられない場合もあるかも知れません。

そんな時は、できるだけ安全な場所に車を停めた状態で、落ち着いて110番して助けを乞うのが最善な方法です。

 

そして警察がやって来て、あなたの方が被害者であることを証明できるよう、前述のように、あらかじめ車にドラレコを装備しておきましょうね。

ここで大事なことは、仮に相手に車を停止させられたとしても、絶対に窓を開けず相手と口をきかないことです。

 

 

それから停車中は、間違ってもエンジンを止めてはいけません。

エンジンを止めてしまっては、ドラレコが録画をストップしてしまうからです。

 

またあなたに同乗者がいたら、110番通報はその人からしてもらった方が良いでしょう。

その方がドライバーのあなたは運転に集中でき、誤って事故を起こしてしまうリスクが減ります。

 

 

なおドラレコで録画をすることも重要ですが、できることなら、あなたがスマホを持っていたら、同時に相手を撮影することもおすすめします。

あなたの正当性を証明する可能性が高くなるのは、間違いないでしょう。

 

 

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