後方からのあおり運転や追突が話題になっている現在、
1台で前後・左右が記録できる
360度ドライブレコーダーに注目が集まっています。
一般のドラレコは、超広角レンズ搭載の2カメラ式モデルでも
死角は皆無ではなく、左右方向は全く写すことはできません。
それを、横方向と上下方向のそれぞれに360度仕様にした、
新しいモデルが「ユピテル Q-02」と言う訳なのです。
今回は、この360度+360度=720度、
全天球ドライブレコーダーQ-02にスポットを当て、
口コミで評価してみたいと思います。
ユピテル Q-02とはどんなドラレコ?(Q-01との違い)
ユピテル全天球ドライブレコーダーQ-02dは、
すでに360度ドラレコで有名なQ-01の上位モデルです。
(実際には、Q-01の新型と言っても良いかも知れません。)
360度と言っても、先ほど述べたように
水平に360度・垂直に360度撮影して
全方位720度を記録しますから、
全天球ドライブレコーダーとも呼ばれます。
普通にパソコンで映像を見るには、そのままでは
360度を表示することはできませんから、
専用のビュアーソフトを使いマウスで映像を引いて
左右・上下を見ることになります。
その様子をイメージできない方は、
次のメーカーの動画で確かめてみて下さい。
Q-02はQ-01と同様にカメラを前後2ヶ搭載し、
これをビュアーで合成することで、
360度を映し出すのを可能にしているんですね。
360度全天球表示すると、
丸い地球を見るような形になり訳が分かりません。
そこで、一部を切り取り画面に表示、映らない部分は
マウスで動かして見ると言う使い方をします。
画面を切り取った状態で画面表示をするため、
通常、どうしても拡大表示となってしまいます。
360度ドラレコの映像を見ると、
一瞬「あれ?何だか画質が悪いぞ」と感じるのは、
拡大表示して伸ばしボケが生じるためですね。
360度表示すれば、フルHDドラレコと同様に、
高画質で記録されているのが分かります。
さて、Q-02とQ-01の違いを
ここで述べてみようと思います。
一番の違いは、Q-02には総画素数680万画素の
STARVIS CMOSセンサーを搭載、そして
最大350万画素で撮影できるようになったこと。
STARVIS(スタービス)とは
SONYが開発したCMOSセンサー技術で、
これまでより高感度・高画質を実現し、
夜間での画質向上が著しくなっています。
Q-01はSTARVISではない200万画素CMOSですから、
比較すればかなり画質が良くなったと言えるでしょう。
大きさ・重さはどちらも同じ。
デザインも変わってはいません。
本体は小さめですが、下へ突き出たレンズが
相変わらず大きく少し気になりますね。
記録媒体は、どちらもSDカード。
最近のドラレコはmicroSDカードを使いますが、
このシリーズはSDカードを使用し、
しかも確実な動作を保証するため
ユピテル専用カードの使用を推奨しています。
なおQ-02には、
カーバッテリー直結仕様のQ-02dと、
Web販売限定で、シガーソケット給電の
Q-02cがあります。
これは、Q-01でも同じです。
ユピテル Q-02の評価
ここでQ-02の評価をしようと思うのですが、
2018年6月の時点ではユーザーレビューがあまりなく、
評判を確かめることができません。
Q-01より高画質になったのは間違いないでしょうが、
それはどれ位なのか比較するのは難しいです。
そこでこのたび、私がシガーソケットタイプの
Q-02cを手に入れることができました。
こちらでレビュー記事を書きましたので、
ぜひご覧になってみて下さいね。
『ユピテル Q-02cレビュー:
話題の360度ドラレコを使ってみた』
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