ドライブレコーダーのイベント録画って何?SDカードに上書きされない?

ドライブレコーダーは「常時録画」が基本で、
SDカードの容量が一杯になったら

自動的に過去のデータを消去して、
上書きされるしくみになっていますね。

 

では、大切な事故などのデータがある場合、
SDカードの上書きが始まる前にすぐにコピーしないと、
消去されてしまうことになるのでしょうか?

 

いいえ、そんなことはありません。

 

多くのドラレコには「イベント録画」機能があり、
事故などでクルマに衝撃があった際、
別ファイルで保存されるようになっているのです。

 

このイベント録画機能のおかげで、
大事なデータがSDカードに上書きされることがありません

それを担うのがGセンサーと呼ばれるものです。




 

イベント録画は、常時録画とどう違うの?

ドライブレコーダーには
ビデオカメラのようなシャッターボタンはなく、

クルマのエンジンの始動と共に自動で録画ON、
停止と共にOFFになるしくみになっています。

 

ですから、クルマを動かしている間は、
ずっと録画(撮影)を続ける訳ですね。

これがいわゆる常時録画です。

現在販売されている製品のほぼ全てが、
この常時録画タイプとなっています。

 

対して、走行中急ブレーキをかけたり事故で衝突するなど、
車体に何らかの衝撃があると
ドラレコに内蔵されたGセンサーがそれをキャッチ。

 

その時の録画中データを別ファイルにして、
SDカードに記録するのです。

これをイベント録画と言いいます。

 

別ファイルに記録されたデータは
上書きされないので、消えることはありません。

古い型のドライブレコーダーにはイベント録画機能がないのもありますが、
今ではエントリー機から高級機までほとんどの機種に採用されています。

 

カードが何度上書きされても、イベント録画データは大丈夫?

 

基本的に、SDカードが何度上書きを繰り返しても、
イベント録画データが消えることはありません。

 

ちなみに、SDカードが一杯になったら、
ドライブレコーダーは古いデータから少しずつ消去して、
上書き録画するようになっています。

容量が一杯になった時に初めて全ての過去のデータを消去し、
最初から録画を始めるのではありません。

 

録画したSDカードをパソコンに挿して、
映像を見たことのある方はご存じだと思いますが、カードの中には
多数のファイルが並んでいることがお分かりのハズ。

機種によっても違いますが、1つ当たり、
1分~5分ほどのファイルになっています。

 

なぜこのように、映像ファイルが細分化されているのかと言うと、
カードの容量分のデータをいっぺんに消去させないためなんですね。

録画を続けながら、1個ずつ
古いファイルから消去して行くのです。

 

ですから、直近に記録されたデータファイルは、
新しいデータを録画中でもしばらくの間、残っています。

ファイルの時間は短いほど、細かく消去されて行くので、
せっかくの録画シーンがすぐに消えてしまうことを防げます。

 

ただし、あまりファイル数が多いと、
後で作品にしようと思った場合、
編集に手間が掛かりとても不便です。

ファイルとファイルの継ぎ目は、
コマが飛んで目ざわりに映ります。

 

それを滑らかにつなぐために、どうしても
編集で加工が必要になるんですね。

なので、ファイル時間が設定できる機種であれば、
5分くらいにするのが適当なのでは、と私は思います。

 

さて話は戻りますが、何度も繰り返して上書き録画しても、
SDカードにはイベント録画用の領域が設けられており、
この領域に入った大事なデータがなくなる心配はありません。

 

ただし、ここで1つ注意が必要です。

イベント録画領域にも容量に限界があり、
それを超えて録画してしまうと
大事なデータであっても上書きされてしまうのです。

 

そのことについて、次に説明いたしましょう。

 

イベント録画できる容量はSDカードの容量で変わる

イベント録画用の領域は無限でなく、
領域を超えたイベント録画データが入れば、
やはり古い方から上書きしてしまいます。

 

イベント録画用の領域と言うのは、常時録画用の領域と区分され、
何パーセントをイベント録画用に用意してるのかは機種によって違います。

また録画できる容量は、SDカードの容量で決まります。

 

なので、容量の大きいカードを使った方がたくさんのデータが残るので、
安心と言えるでしょう。

しかし、大事な録画データが記録されていると認識した時点で、
できるだけ早くバックアップした方が良いに越したことはありませんよね。

 

ちなみに、

「事故の瞬間に衝撃でドラレコの電源が断たれてしまったら、
イベント録画機能が働いたとしても、
どの道その時の映像を残すことはできないんじゃないか?」

と疑問に思う方もいるでしょう。

 

そんな場合を考慮して、
ドライブレコーダー本体にバッテリーやキャパシタを内蔵し、
数秒間録画を続行できるようにした機種もあります。

キャパシタとは、
少しの間だけバッテリーの代わりができる
コンデンサーの一種です。

これは結構重要なことなので、
あなたがドラレコを選ぶ時は、ぜひ確認の上、
購入することをおすすめします。

 

■ドライブレコーダー本体に、バッテリーを内蔵した機種の例

PAPAGO! GoSafe S36GS1

Transcend DrivePro200A

 

SDカードの寿命は?いつまで使えるの?

データを記録するSDカードは、常時、
録画と消去を繰り返しているので、
デジカメやビデオと比べると消耗は激しいです。

 

早いもので半年、長くても
1年くらいが寿命の限界でしょう。

カードに寿命が来て壊れてしまうと、
当然録画ができなくなります。

 

使用を始めて半年を過ぎた頃から、ちゃんと録画されているか
時々カードを取り出して、パソコンでチェックすると良いですね。

さらに加えて覚えていただきたいのは、SDカードは、
どれでもドライブレコーダーに使える訳ではありません。

 

車内での高温や低温・振動にも強い、タフな
ドラレコ向け製品を使用する必要があります。

詳しくは、
「ドラレコは専用のカードを使うことと、フォーマットが大切です」
ページをご覧下さいね。

 

 

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