エンジン停止後自動的に駐車モードに入る、
便利な機能付き小型ドライブレコーダー
「KENWOOD(ケンウッド) DRV-325」
を、レビューで評価してみましょう。
DRV-325は、従来モデルKNA-DR350の後継機種に当たるもので、
その大きな違いは、サイズが20%ほど小型化し、
よりドライバーの視界を妨げない設計になったこと。
その代わり、少し厚みが増しましたが、
使用に差し支えるほどではありません。
普及クラスの製品ながら、フルHD200万画素
CMOSセンサーを採用、更なる高画質に貢献しています。
またこのクラスに珍しい32GBのSDカードを標準装備して、
別途カードを買い足す必要がなく経済的ですね。
そして本機の大きな特長として、カーバッテリーを使うことなく、
エンジン停止後に自動的に「駐車モード」を作動されられることです。
これが、なかなか優れた機能なんです。
それではまず、画質を確認すべく、晴れた日の
昼間と夜間の映像をご覧いただきたいと思います。
協力 ngc325さん
次に、実際に使っているユーザーの皆さんは、
どんな使い心地を感じているのでしょうか?
いくつかレビューを参考にしながら、
DRV-325を検証し評価してみましょう。
★「無難な性能のドライブレコーダーだと思う。規格外であるが、64GBのSDカードも使うことができた。欠点は、水平画角が100度と狭いこと。やはり110度以上の画が欲しいところだ。他には録画画質がフルHDしかなく、容量の小さいカードを使うと、長時間の録画ができないことだ。」
★「製造は中国であるが、やはりキチンとしたメーカーは違う。仕様通りの機能があり、ナンバーもしっかり見えるし風景もきれいに写る。映像を拡大しても全く問題ない。駐車モードを設定したら駐車後も撮影を続けてくれて、家族でドライブインに立ち寄った時の情景が写っていた。旅行の記録にも使えるので重宝する。」
★「ハイエースでルームミラーの左に取り付けているが、操作ボタンが右位置にあり操作しにくい。ボタンが本体下部か、リモコンでできると良いのだが・・・。ルームミラーの右側に付けると、今度は本体の厚みでミラーと干渉して不便。」
★「ドラレコの運転アシスト機能は役に立たないと聞き、機能が絞られたこの機種を購入。映像もPC再生で使用に耐える解像度だし、炎天下の使用でも誤操作はない。常時電源接続で駐車監視もしているが、動体監視もちゃんと記録されていた。まずまず良い買い物だった。」
では、あれこれ述べて参ります。
近頃では、ケンウッドもかなりドライブレコーダーに力を入れていて、
コストパフォーマンスの高いモデルを次々と発売していますね。
このDRV-325も比較的安い価格ながら、
「GPS・Gセンサー・HDR機能」がちゃんと搭載され、
抜かりのないところを見せています。
画質もサンプル動画を見ていただいた通り、
少しコントラストが低い感じですが、フルHD機種として
不足のない高画質を提供していますね。
ただあえて言うと、もう少し画角が広いと、
周りの状況をより写し込めることでしょう。
そして高画質をアピールしたいのか、あえてフルHDしか、
画質を選択できないようになっています。
そのために、このクラスにしては珍しい、32GBの
大容量SDカードが付属しているのかも知れません。
なお姉妹機に、8GBのカードを付属した
DRV-320もありますが、これは本体はDRV-325と全く同じで、
カードの容量が違うだけの製品です。
ですが、実売価格がほとんど変わらないので、
購入するならDRV-325の方がお得だと思います。
さて、このドラレコには面白い機能として、別売りの電源
ケーブルを使わずとも作動する「駐車モード」があります。
これは、本体に内蔵されているバッテリーで
作動する駐車監視機能です。
内臓バッテリーは容量が少ないですから、
最大でわずか25分間しか作動できせんが、
その間しっかり車体が受ける衝撃や動体を監視。
スーパーやコンビニなど、ほんのわずかな間の駐車監視として
活躍でき、意外に活躍するモードではないかと思います。
車体から直接電源を取るケーブルを別途買わなくても、
駐車監視機能が使えるのは貴重ですよ。
色々な機能を満載するのではなく、本当に便利に使える機能だけに絞り
その分コストを抑えた仕様に、ドラレコ初心者から
中級者までの方におすすめできる製品と言えるでしょう。
※この商品は、現在販売されておりません
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