『カロッツェリア VREC-DZ700DLC』口コミ/レビュー:夜間走行や暗い駐車場でも安心な2カメラ式ドラレコ

ドライブレコーダーと言えば、最近は
前後2カメラ式モデル
スタンダードになりつつありますね。

これは日本だけでなく、海外でも同じ傾向にあり、
国内外多くの2カメラモデルが販売されています。

 

ただデザインに関しては日本と海外では違いがあり、
海外製品は一般的なアタッチメントを介し、
フロントガラスに取り付けるものが多いです。

 

対して日本のメーカーのそれは、
ドラレコ本体とアタッチメントが一体化、

ガラスに取り付けると言うより貼り付ける
デザインのモデルが多くなって来ました。

 

このほどカロッツェリアから登場した
「VREC-DZ700DLC」も、
そんなデザインのドライブレコーダー。

 

フロントカメラ・リアカメラ共々、ガラスに
ペタッと貼り付けることでしっかり固定でき、
ドライバーの視界を極力妨げないようにしています。

今回は、そんなVREC-DZ700DLCを、
ユーザーレビューで評価してみたいと思います。




 

VREC-DZ700DLCはナイトサイトを搭載して夜の録画に強い

 

日本メーカー製のドラレコの本体が、なぜ
ガラスに直接貼り付けるデザインが増えたかと言えば、

それはきっと自動車メーカー純正品が、同様の
デザインを多く採用しているからだと思います。

 

一般のアタッチメントを介し取り付けるモデルは、
ガラスから提灯のようにぶら下げる感じとなり、
どうしても後付け感が残ってしまいます。

 

自動車メーカー純正モデルのようなデザインにすれば、
後付けモデルでありながら、
まるで純正品みたいな一体感を覚えますよね。

 

見た目も目立たないだけでなく、
スマートな感覚に浸れるでしょう。

しかもアタッチメントを介さないことで、
本体をしっかりガラスに密着させられます。

 

カメラがぶれることなく、安定した映像が録れる
メリットも生じるので一石二鳥です。

 

さてVREC-DZ700DLCの機能ですが、
夜間でも明るく映像を録画するナイトサイトを、
前後のカメラ両方に採用しています。

これは、最近話題になっている
SONYの「STARVIS」と呼ばれる、
CMOSセンサーを使ったものですね。

 

照明が自車のヘッドライトしかない夜間走行時や
ほぼ明かりのない暗闇の駐車場でも、
しっかり周囲を明るく写してくれるのです。

 

また2つのカメラは、どちらも
フルHD200万画素仕様にしていることで、
画質差のない綺麗な映像が録れます。

 

電源はシガーライターからではなく、初めから
を車のヒューズから取るようになっています。

したがって、駐車監視機能を存分に使用可能。

 

ナイトサイトとの併用で、
しっかり駐車監視してくれます。

 

しかし、本体は液晶モニターを内蔵しているのに、
フロントガラスと平行になってしまうし、
2インチと小さいので映像を確認しずらいです。

そこでスマホを利用したモニターを可能にし、
あらゆる設定もスマホ側で行えるので、
スマホ大好き派には嬉しいことでしょうね。

 

さてこのあたりで、
画質はどうなのか気になるところ。

下のメーカー提供の動画で、
確かめてみたいと思います。

 

いかがでしょうか。

 

データを圧縮した映像なので、
高画質なのかどうか分かりづらいですが、

昼夜ともに明るく
クリアなのはお分かりかと思います。

 

ただ、少し逆光には弱いような気がします。

それから、前後カメラともかなり画角が広く、
広範囲に周囲が写っているのは良いですね。

 

では、次に実際の使い勝手は
どんなものでしょうか?

実際に使っているユーザーの皆さんの
口コミ/レビューを集めたので、
これを基に本機を評価してみましょう。

 

VREC-DZ700DLCの口コミ/レビュー

 

★「昼間の走行時の映像は本当に綺麗で、WiFi設定も簡単。本体とWiFi接続したスマホから、ボタン1つで前後の写真が撮れるのも、何気に非常に便利だと思う。しか~し、昼間映像とうって変わり、夜の映像は最悪だ。数年前に買って今回故障したドラレコは、夜間でも前の車のナンバーなど綺麗に映ったのだが、これはすぐ前のナンバーすら全く映らない。」

★「リアカメラは、パッケージの写真の向きで取り付けると、上下逆に映る。きちんと説明書を読んで、横の△印を見ながら取り付けよう。裏面のシリアルナンバーも上下逆に付いているので、勘違いする。」

★「画質をPCで確認したが、以前のドラレコ(ケンウッド)から比べると、格段に綺麗だ。他の方が言われる、夜の車のナンバーが白く飛んで見えないというのも感じられず、普通に確認できる。ナビが楽ナビで、付属パーツでナビ画面に映せるのは良かった。付属SDが16GBだが、ここは奮発して64か128を付属して欲しかった。」

 

VREC-DZ700DLCの評価

 

 

本機はカロッツェリアが、マジで
他社と真っ向勝負に出た製品であることが、
仕様を見ると伺えます。

前後2カメラ式ドラレコが、
スタンダードになりつつある現代に、
照準を合わせた数々の機能もしかり。

 

また、アタッチメントと一体になった
デザインにも表れているでしょう。

前後のカメラは対角160°そして137°と、
かなりの広角レンズを採用しており、
できるだけ死角がでないよう周囲を写せます。

 

ところが、致命的な弱点はないものの、
デビューしてまだ浅いせいなのか、
全体に完成度が低いところが気になりますね。

 

スマホが使いにくいのもそう・・・。

 

例えばフルHDで録画すると、
リアルタイムでスマホで走行風景を見られない、

またWiFiが途切れやすいなど、
基本的な使い勝手に未熟な部分が見られます。

 

本機は電源をカーバッテリーから取ることで
本格的な駐車監視機能が使えたり、

スマホと連携して全ての操作ができたりなど、
いかにも上級者向きの仕様になっています。

 

なので、
ユーザーから厳しい見方をされるのは
当然のことでしょう。

初期不良もやや多いようなので、
いち早く完成度を高めて、
価格に見合う品質を目指してほしいですね。

 

 

なお本機の姉妹機として、見た目そっくりな
「VREC-DZ700DSC」があります。

 

これは、後方を録画する第2カメラを、
車内の様子を写すフロアカメラに変更したモデル。

車外後方を写すのではなく車内を写すのは、
いわゆるタクシー仕様のモデルなのでしょう。

 

皆が関心を寄せている
後方からの煽り対策と言う目的からすれば

マイカーにはVREC-DZ700DLCの方を選ぶのが
正解と言えるかと思います。

 

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