『VREC-DS500DC』レビュー:カメラとモニターが分離したドラレコを評価!

あなたはドライブレコーダーの形に、
こだわりを持っていますか?

一般的なドラレコはカメラとモニターが一体で、
フロントガラスに装着する形が多いですよね。

 

でもガラスに取付けるのが嫌いな方もいれば、
スバルのアイサイトのように

ガラスに取付けるスペースが限られ、
好きな場所へ設置しにくい車もあります。

 

そんな場合にはダッシュボードに
モニターが装着できるモデルもあったらと、
思う方もいるのではないでしょうか。

 

ならばパイオニアから発売されている
「カロッツェリア VREC-DS500DC」
ならそれが可能です。

 

バイクのドラレコのように
前後のカメラが分離していて、

本体モニターは手元のダッシュボードに
取付けることができますよ。

 

今回はこのVREC-DS500DCを検証し、
ユーザーレビューを基に、
評価してみたいと思います。




 

カロッツェリア VREC-DS500DCの特徴と魅力

 

VREC-DS500DCの一番の特徴は
冒頭の写真を見てお分かりのように、

2台のカメラと本体モニターが
別体になっていることです。

 

それぞれのカメラを前後のガラスに取付け、
本体はダッシュボード右側に
設置するのがスタンダードな取付け方。

モニターは3インチと大きいですが、
本体そのものはコンパクトです。

 

 

ダッシュボードのデザインによっては、
センタコンソール真上に付けると
見やすくなる車もあるでしょうね。

でも本体から出るケーブルを、どう
はわせるか悩んでしまうかも知れません。

 

箱の中身はイラストにある通り。

 

 

ブラケットはダッシュボードに置くための形だし
GPSは外付けタイプになっていて、
フロントカメラのブラケットへの取付けが基本です。

ですがGPSは独立しているので、
受信感度が悪い場合にダッシュボードへ
取付けることも可能になっています。

 

カメラはどちらも3㎝x3㎝と超小型で、
視界の邪魔になることはないでしょう。

カメラは防塵防水設計になっており、
リアカメラは車体の外へ取り付けても大丈夫。

 

後部にリアガラスがない
ピックアップトラックやルートバンでも、
後方の様子の確認が容易になります。

リアケーブルは約9mありますから、
車体の長さが5mくらいまでの車なら
取付けできると思います。

 

ほかに16GBのSDカードが
付属されています。

16GBが不足であれば、
128GBまでのカードが使用可能。

 

電源は普通車の12Vだけでなく
大型車の24Vにも対応しているものの、

シガーライターから電源を取る
プラグは付いていません。

 

カーバッテリーからヒューズボックスを介し
電源を取るタイプとなっているので、

ドラレコ初心者が容易に取り付けできる
モデルとは言えないでしょう。

 

その代わりオプションなしで、
駐車監視機能を稼働させられます。

監視中に振動や衝撃を感知したら、
30秒間録画を行います。

 

さて本機で採用されているセンサーは、
前後ともフルHD200万画となっています。

ごく標準のセンサーと言ったところですが、
どちらも今話題のSONY製STARVISを採用

 

照明の少ない夜間でも、実際に
見た以上の明るさで録画してくれるので、
真夜中の人影も特定しやすいですね。

 

 

では、実際の
VREC-DS500DCの使い勝手や画質は、
どんなものでしょうか。

すでにユーザーになった皆さんのレビューで、
確かめてみることにしましょう。

 

その後で、私が本機の
評価をしてみたいと思います。

 

カロッツェリア VREC-DS500DCのユーザーレビュー

 

★「良く見えるところに設置するので、シンプルなデザインに好感を持っている。本体右側にボタンがあって、ほとんどのドラレコに言えるが、ボタンが堅くて押しづらい。画質は必要な映像が撮れるほど。満足している。尚モニターは上下&左右反転できる。設置に関しては、本体裏側から4本のケーブルが出ている。ダッシュボードに本体を置くことから取り回しをキレイにするのが難しい。総評として、せっかく付いているモニターが活用できることが最高のドラレコだ。モニターとして見やすい位置に設置でき、代わりのきかないドラレコだ。」

★「モニター横のボタンで操作するのだが、設置する場所によっては使いづらいかも。画質はきれいに録画できると思う。設定もそんなにすることがなく楽だ。設置の際、モニターから出ているコードが太く配線しづらかった。使ってみての感想は、高温を検知して止まってしまうので・・・必要な時に録画できるか心配だ。」

★「GOOD:画質がいい。カメラと本体とGPSアンテナが別々でとてもコンパクト。リアカメラが外に付けられる。GPSがみちびきなので感度良好。BAD:本体から4本太い配線が出ているので、取り付け(場所選びも含め)がとても大変。設置項目が少ない。カメラも本体も配線が太く、取り付け角度に不自由する。衝撃感度を初期高感度から中へ変更してもイベント録画の頻度が多い。」

★「アイサイト搭載車にも取付けられそうなFカメラと、本体モニターが別体になったドラレコを探していたらこれを見つけた。というわけで、このモデルの小さい別体Fカメラをルームミラー左に設置してもらった。車検ステッカーもぎりぎり画面に入らなくて剥がさずに済んだし、ベスポジにうまく収まってかなり満足。Rカメラの映像は左右反転して使うと、ラゲッジ満載時のミラー代わりにもなって便利だ。Wi-Fiに対応していないので星4つ。今のところアイサイトも普通に動作している。」

 

カロッツェリア VREC-DS500DCの評価

 


出典 driver@webさん

 

モニター付き本体をカメラから分離させ、
ダッシュボード上に設置できるドラレコは、
今までありそうでありませんでした。

 

それを見事に完成させたのが、
このVREC-DS500DCだと思います。

 

フロントガラスに取り付ける一体型モデルは、
どうしてもボディが目立ち視界も妨げるので、

できるだけルームミラーに隠れるように
設置すると思います。

 

そうすると、せっかくある
モニターを生かし切れなくなりますよね。

 

アイサイトなどフロントガラスに
自動ブレーキセンサーが付く車では、

ドラレコを上手くルームミラーの裏へ
隠すことが難しいこともあります。

 

そう言った不便さを本機は、
みごとに解決したことになるでしょう。

 

ただ分離型にしたために、
電源ケーブル・前後2台のカメラ・GPSと

4つのケーブルがダッシュボードにはうことで、
これをキレイにまとめるのは結構大変です。

 

そのため少しでも上手くまとめられるよう、
メーカーはダッシュボード右側に装着するのを
推奨しているのだと思います。

結果3インチの大型モニターを生かして、
リアの様子が手に取るように分かるのは、
大きなメリットとなりますね。

 

センサーは前後フルHD200万画止まりですが、
STARVISを採用していることもあり、充分
納得の画質を有していると言えるでしょう。

ただしレビューにあるように、
初期ロットにはたやすく高温を検知してしまい、
動作がストップするクレームが相次ぎました。

 

現在ではアップデートを施し
そのトラブルも落ち着きを見せて、

今後は夏場は使えないと言われた
現象が収まるものと思われます。

 

ドライブレコーダーとして
決して安い価格の製品ではないので、
メーカーの完璧な対処は必須ですね。

 

取扱い関しては容易ですが、
取り付けにやや難儀をするので、

ドラレコ上級者向けモデルと
認識するべきでしょう。

 

VREC-DS500DCはリコール対象になり、
VREC-DS800DCへモデル変更しました。

 


出典 driver@webさん

 

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