すでに前方にはドラレコを付けてるけど、
できるなら後方にもカメラが欲しいと
思っている方は多いことでしょう。
最近の煽り運転をする後続車を思えば、
フロント用カメラだけでは、少々
不安になってしまうのは否定できません。
でも使用中のドラレコを捨ててまでして
2カメラ式モデルを買うのは勿体ないし、
さらに費用を用意するのも大変でしょう。
そんなあなたならもう1台追加する形で、
リア専用カメラを選んではいかがでしょう?
今回はフロント用とは独立して稼働する
「ドライブレコーダーリア専用カメラ」
を、ご紹介してみたいと思います。
▼ もくじ
リア専用カメラに必要な共通条件とは?
今やリアドラレコであっても、
フロントドラレコより
画質が劣るようでは通用しません。
フルHD200万画センサー、それから
GセンサーやHDRまたはWDRが
搭載されているのが常識です。
それからリアガラスに
貼り付けることを考えれば、
フロントドラレコと同等、または
それ以下の大きさでないといけません。
でないと、後方視界を妨げる
ことになってしまうでしょう。
これらのような条件は、
2カメラ式モデルも同じですよね。
さらにドラレコリア専用カメラには、
なくてはならない必須の条件があります。
それはドラレコを制御する、
Wi-Fi機能が必要なこと。
2カメラ式モデルはフロントもリアも
フロント本体でまとめて制御しますから、
リアドラレコは単なるカメラで済みます。
ところがリア専用カメラは
それ自体が単体のドラレコなので、
フロント用とは別に操作が必要です。
リアドラレコのためにわざわざ
リアまで操作に向かうのは、
現実的ではありませんからね。
Wi-Fiを使いスマホで操作できて、また
録った映像もスマホで確認できなければ、
不便この上ないのはお分かりでしょう。
後からリア用ドラレコを追加する方法で、
フロント用と全く同じモデルを取付ける
と言うのがありますが、それでも
Wi-Fiがなければ実に使いづらいものです。
またフロント用のモデルをそのまま使えば
電源ケーブルが短か過ぎてしまい、
インパネのシガーソケットまで届きません。
なのでリアトランクにも
シガーソケットが装備される車でないと、
配線しづらいのは目に見えています。
そのためリアにドラレコを追加するなら、
リア専用に作られたモデルが有利なのです。
と言うことで、これから
リア専用カメラとしておすすめする、
厳選4機種を順に並べてみましょう。
『ユピテル SN-R11』GPSを搭載してフロント用モデルと同等の機能を持つ

本体に液晶モニターがない分
小型ボディを実現した、人気の
日本メーカー ユピテルの製品。
液晶モニターがなくてもWi-Fi機能を使い
スマホでモニターすることで、
特に不便を感じさせない仕様です。
最近の車の多くはリアウインドウが
スモークガラスになっていることで、
ウインドウ越しに録画すると
暗く写るのではと気になるもの。
ところが本機はセンサーに
フルHD200万画のSTARVISを搭載して、
暗さに強い設計になっています。
またGセンサーやHDRはもちろんのこと、
リア専用モデルなのにGPSも内蔵。
現在使っているフロントドラレコが
GPSのないモデルであっても
それを補って速度を表示できるし、
走行軌跡を地図上へ表示可能です。
ただ電源ケーブルは7mのものが付属、
長さは十分なんですが、
プラグはケーブルと一体化されています。
インパネのシガーライターがふさがっていたら、
ソケットを増設する必要がありますね。
容量は少ないものの、8GBの
microSDカードが付属しています。
『JVC Everio GC-BR21』モニター付きでも邪魔にならない小型ボディ

Wi-Fi機能を備え、
2.0インチ液晶モニターを内蔵しながらも、
本体を小さく抑えたリア専用モデルです。
普段の映像モニターはスマホで行いますが、
本体の設置時に内蔵モニターを使って
画面の位置決めができるので便利ですね。
本機もフルHD200万画センサーを用い、
Gセンサー・WDRを搭載。
電源ケーブルの長さは8mありますが
プラグはケーブル一体型なので、
フロントにシガーソケットが空いてないなら、
2個口ソケットを購入する必要があります。
本機はJVCブランドの製品ですが、
KENWOODのドラレコノウハウを使い昼夜とも、
きれいな録画映像を残すことができますよ。
付属品に8GBのmicroSDを備えています。
『GARMIN DASH CAM mini』フロントドラレコとしても使える機能を搭載

一見リアカメラ?と見間違うほど
小さなドライブレコーダーです。
本機とスマホとの接続は公式では
Wi-Fiとうたっていますが、
実際にはBluetoothが基本のようです。
ボディは小さくてもセンサーは
フルHD200万画のものを採用して、
GセンサーやWDRも搭載。
独自の画像処理技術ナイトチューニングで、
スモークガラス越しや夜間での録画でも、
明るく記録することが可能になっています。
本機は基本リア用モデルの位置付けですが、
別途にパーキングモードケーブルを購入して
駐車監視機能を使うことができます。
また付属品を見ると電源ケーブルとして、
8mと4mのUSBケーブルが1本ずつあります。
そう、つまりこのDASH CAM miniは、
フロント用ドラレコとしても使えるんです。
別売りのパーキングモードケーブルは
カーバッテリーに接続するのですが、
このケーブルの長さは4mしかありません。
つまり駐車監視機能を使うなら
フロント用ドラレコとして使用せよ、
と言うことになるのです。
ただやはり仕様からすれば、
リヤ用ドラレコとして使った方が
便利に使えることでしょう。
GARMIN(ガーミン)はアメリカのメーカーで、
しっかりとした日本語マニュアルが付き、
microSDカードも16GBの少し
大きめのものが付属しています。
『AUTO-VOX D6 PRO』実はリア専用モデルではないがリア用として便利

液晶モニターのない超小型ドラレコで、
Wi-Fi経由でスマホより全てを操作します。
フルHD1080pの高画質仕様の本機も、
GセンサーやWDRは当然のように搭載。
6層構造のガラス製F1.8のレンズを採用し、
明るく高画質の映像に貢献しています。
実は本機はリア専用カメラではなく
フロント用として開発されたもので、
駐車監視機能も付いているんです。
ただし電源ケーブルは3mしか長さがなく、
トランク側にもシガーライターが
装備される車でないとリアで使うのは不便。
しかし価格が安く小さく使いやすいので、
リア用として購入するユーザーは多いです。
AUTO-VOXは中国のブランドですが、
海外でも評判の高い信頼の
メーカーと言っても良いでしょう。
日本仕様には分かりやすい
日本語マニュアルが付いており、
取扱いは容易ですよ。


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